伸されない為には

鮎原人

2010年07月02日 07:26

狂的KOJIさんの記事を拝見し、思い出したことがあるので、いくつか。

自分が理想とする、「伸されない為には」

前置き:
 ある程度の瀬の、中型以上の背掛かり鮎で、竿は急瀬以上で、切れない仕掛けを使っていること。

伸されない究極の方法は、どこまでも付いて下がることですが(爆)、我らはそんなことは望みませんw





1.「掛かるまでの準備」
  ・腕は体から離さない
  ・タメられる角度と竿尻の余裕
  ・いつ掛かってもいい心構え
  ・掛かったら誘導する石裏などを準備しておく(予定通りにはならないがwww)

2.「掛かったら」
  ・竿を止める(合わせることも)
  ・大きくてもじっと我慢し、具合をみる
  ・決して緩めてはダメ、走られたら終わり
      ★緩めて下竿になると、水流と糸の角度のベクトルが近づき、余計に力がかかり、結局バレ易く、抜きにくくなる

3.「矯める」
  ・魚が寄ってくるようなら、頃合いをみて抜いてしまう
  ・沖に出る元気なやつは、思いっきり絞ってやると、諦めて寄ってくる
  ・小さな川なら対岸以上には行けないから結局寄ってくる(爆)
  ・このとき竿は立ててはいけない
  ・腰に竿尻を当てて矯めるのは有効。非力な人に是非お勧め。

4.「竿を立てる」
 パターン1)
  ・斜めに矯めてる最中にタモを持ち、添えて起こしにかかる
 パターン2)
  ・タモを持つ余裕がない時は、余った手を添えて起こす。
  ・タモは起こし終わったらササッと添える。このとき腰ダモでは具合が悪い。
   腰ダモなら、先に抜いて添えてから起こす。
   ★ 竿尻手首を持ち替えしたければ、このときに済ませる。
   あらかじめ、首ダモや麦わらダモ、もしくは「オレ鮎タモキーパー」に刺しておく。
  ・タモ、タモを持った肘、竿を持つ手の三角形が完成する。このままじっと竿が鮎を浮かせるまで待つ。

5.「水を切る」
  ・竿を立てていると、いつか必ずオトリが水面を割る。川には勾配があるから。
   竿尻が手首に掛かっていても、その分抜く距離が長くなるだけで問題無い。
  ・あとは、首の付け根に竿を倒す感じで抜けば、魚はタモに飛んでくる。
  ・決して竿とタモがバラバラになってはいけない。

5-2.「タモが間に合わない、デカイ」
  ・四の五の言わず、返し抜き。その方がばたばたしないで安全。大体瀬に立ち込んでいたらバタバタ出来ない(爆)
  ・チラシ系の時は常に返し抜き(だってタモ受けするとハリスに癖がつくでしょ?)
  ・着水せずとも、空中でメリーゴーランド状態になっても可www。
   あとでゆっくりタモを抜けばいい(さも当然という顔をすることがポイント)2回転はよくある(爆)
  ・目カンだと、オトリ鮎も背掛かり状になっているので、結構引きます(核爆)。だから仕掛けは常に太めw

6.「お勧めは、返し抜き+テッサン」
  ・(くどいけど)、テッサンとは・・・
   タモ無しで着水させた鮎を引き寄せて、空中でオトリ交換する方法。一日練習すればすぐに出来る。
    コツは、タモを持たずに川に入る事(爆)。
   養殖オトリは舟から直接掴み出す。慣れれば問題無い。時々逃がす (。_・☆\ ベキバキ



以上、理想が大半+ちょびっと日常の鮎原人でした。

上記方法でバレテも、平然とするべき。
付いて下がれない、下がっても場所を荒らすだけという事を考えると、バレルか獲れるかの二つに一つ。
親子ドンブリしないセッティング強度が肝要です。たとえば、0.6ナイロン通し、メタル0.2。
竿は折れないヤツ。

平瀬、チャラ瀬では、足回りの余裕はあくまでも余裕として考え、じっと毅然として抜くといいと思います。 これらのポイントは、鮎原人は多くは語れません(爆)

繊細な竿、仕掛けで釣るのも鮎ですが、上記釣りの方が麻薬度は高いと思いま~す。


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