ま球磨の草子
鮎は大物
やうやう太くなりゆく
尺物少し掛かりて
針先立ちたる背の深く耀きたる
清流納言 「ま球磨の草子」 より
二俣の瀬
瀧花の瀬
↑右岸大岩の左に人が居ます。
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(春は曙)
鮎は大物
→鮎は大物(が良い)
(やうやう白くなりゆく)
やうやう太くなりゆく
→だんだん太くなってきた
(山の端すこし明かりて)
尺物少し掛かりて
→尺物(鮎)も少し掛かるようになって
(紫立ちたる雲の細くたなびきたる)
針先立ちたる背の深く耀きたる
→ハリが立った背中が深く耀いている(のが特に味わい深い)
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