細糸への道 ^^;;

鮎原人

2010年10月30日 14:13

今年の球磨川ロードでは、「尺鮎への道」さんに大変お世話になりましたが、
鮎原人は最近、細糸への道を歩んでおります^^;;

それは、細糸最強結束方法の発見への道
その道が、すべての糸の最強結束に繋がると信じて・・・(また格好つけすぎ バキッ!!☆/(x_x))

ゴホン..

さて、今回のお話は・・・
フロロ0.2 と ナイロン1.0 の結束です。
なぜ0.2と1.0なのか・・・ 適当に掴んだ糸がこれだったから バキ。
だけど、極端に違う糸同士だと、結束方法の良否が際立ってかえって良かったと思いました。



◇実験

0.(準備) 素のままの0.2を引っ張り、最大強度を体感し、基準とする(爆) 
  → 鍛え上げられた職人の感覚を馬鹿にしてはいけません(笑)

1.両編み込み
  → 結び目から簡単に切れました。(1.0が太くてやりずらい。)

2.片編み込み
  → 1.同様

3.八の字(3回)
  → 1.同様だが、多少は強くなった気も・・

4.捨て糸を加えた八の字(3回)
  → 更に多少強くなったかも。(0.4ツマミ糸の場合。ちなみに、木綿糸はツマミ糸以上の効果あり)

(ここまでは、素のままの強度とはかけ離れてます。半分以下って感じ。)


やっぱ細糸の結束って難しいかなぁと悩み始め、

5.0.2を撚ってダブルにして八の字にしたり、   ・追記にその後のハナシが・・・
6.0.2ダブルをチチワにしてみたり、

しましたが、結局0.2の本線との境目で切れます。

そりゃそうです。ここに歪みが溜まるんですから。

では他の方法は??? 歪みを分散する方法は???

そうだ、ふんわり作戦があった! (よりクッション性の高い捨て糸)

ということで、

7.目印を捨て糸に見立てて八の字(3回) 
極細目印を使用する

こりゃけっこう良いぞ!! 初めて、結束部以外で切れた!

フロロなので、何回も引っ張って伸縮を繰り返すと結局弱くなります。
で、いつか切れる訳ですが、7.の方法だと、何回やっても結束部以外で切れます!

有望!! でもちょっとゴミみたいで気になるなぁ。。。

ゴミかぁ。。。

ゴミ、ゴミ ...→ ゴム、ゴム ........→ シリコンゴム !! バキッ!!☆/(x_x)

自作背バリ用のシリコンゴムを無理矢理捨て糸にして巻いてみると・・・
これも、結束部以外で切れるぞ!
それに透明で良い感じ。

でも太いなぁと、ネットで探ると、手芸用のシリコンゴム0.5mmが50円位で売っている。
送料が勿体ないので、100均へGo!
ダイソーにこんなのありました。


ちなみに、背バリ用の0.5のシリコンゴム、 ウレタンパイプ^^; 同じ0.5でも、内径(穴)ですた。



早速やってみました.

8.0.5mmのシリコンゴムを捨て糸に見立てて八の字(3回)

これも成功! それに透明で多少すっきり。 
できればもっと細い 0.1mmのシリコンゴムがいいけど、
ネットで探すと7000円以上する特殊用途・・・これじゃ不採用だね(苦笑) お金持ちのヒト、どうぞ^^;

だけど問題が。
念のため4,5回 8.の方法を試すと、結び目で切れるケースと半々。 何故か?

絞るとき、力を入れすぎなのが原因でした。
コツは、7~8割まで絞ったあと、仕上げは捨て糸(シリコン)のみ絞ること。
そうすれば切れません。シリコンとの摩擦が気になるので、すこし湿らせるといいです。

よしよし、この結束方法だと、これまで信頼性が低かった細糸(フロロ、ナイロン)の釣りが、
より積極的に展開できる気がしてきました。

7.の目印方式も強度的には同等ですが、水中抵抗を考えるとちょっと・・・
太糸で大鮎狙いなら、水中目印代わりになって丁度いいけど。

8.の方か迷う。 7.でも透明な毛羽立たない目印がありばいいんだけど。

様々なクッション性のある素材(脱ぎ捨てられたストッキングの切れっ端とか)を選んで、
この方法で試すと面白そうですよ!
どうせ、オフはみんな暇なんですからぁ




シーズン初期は細糸の小鮎釣りがメイン。でも時には放流モノの大きいのも掛かる。
そんな時、こんな結束方法があれば、安心ですね!

ということで、細糸への道、 また新たな世界が広がりそうです!

皆さん、鮎以外の話題に徐々にシフトされてますが(笑)、
探せば、鮎のネタって、まだまだあるんですよねぇ~~

(多少の変態精神が必要ですが・・・


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しか~し、

更に細糸(0.175,015,0.125)でテストを重ねた結果、

5.のダブル糸の3回八の字で十分だという結果が!?

7.8.の方法では0.2以下の細糸では効果無し(引き絞りの摩擦劣化に耐えられない&緩いとすっぽ抜ける)という二律背反の状態となり

再度これまでの方法を試した結果、

丁度良い力加減で出来るだけゆっくり引き絞り、きれいな俵型が完成した際には、

結束部で切れることは一度もありませんでした!!

う~ん、奥が深かった!
と言うか、先人が編み出した方法は正しかった(笑)

単に鮎原人のやり方が雑だっただけ? というオチですた バキッ!!☆/(x_x)


更に、0.6でもテスト!

セラミック鮎名人 あゆキングの0.6と、先の1.0とで慎重に結束し、
手を切らないようにして思いっきり引っ張ったら・・・切れません(爆)
少し休んで再度引っ張ったら、切れました! 1.0号側の結束部が!!
恐るべし、セラミックDAN! 1.0ナイロン以上とは!
今でも残る、指に糸が食い込んだ跡

で、、、何のテストでしたっけ??? バキッ!!☆/(x_x)


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