入れ掛かり

鮎原人

2011年01月23日 14:11

たまには、鮎の記憶を^^;;

--

人生初の入れ掛かりを体験したのは

友釣り初めて2,3年目だったかの、富山・常願寺川

無計画な釣行で囮屋がみつからず

鮎ルアーでやってみるも、掛かるのは外道ばかり

諦めかけて下流を見ると、地元風の釣り師

思い切って声をかけて、囮を分けていただく

ご親切に、生きの良い囮ばかり数尾くださった

おかげで鮎釣りがやっとできた

あれこれ移動して、夕日が傾きかけた頃

俄然沸き立つ川面

そう、未体験の超入れ掛かりのスイッチが入ったのだ

辺りにはだれも居ない、俺だけのパラダイス

囮交換、針交換不要

入れポン、出しポンの連続

当時まだ取込み技術が相当未熟で

それでも一時間で20尾ペースだったと思う

今なら時速30尾を超えたかも

夕のぼりの、将に天然河川の入れ掛かり

鮎釣りの諺を信じた瞬間でした

--

次の入れ掛かりはその一年後、岐阜の付知川にて

タイツ忘れて取りに戻って、川にたったのは10時過ぎ

初めての川だったし、人で一杯

しょうがないから渡場周辺でやってみると

ここでも何かのスイッチが入ったのか、

一時入れ掛かり

もういいやって感じまで釣れ続き

その日は結局60尾オーバー

ほとんどチャラのカミ飛ばし

湖産の元気な奴らの活性が高かったのか?

引舟から溢れるのを初めて体験した

--

以来、50尾オーバーは記憶にない

30尾位で満足してしまう自分がいる

最近はツ抜けで満足

でもどうだろう

満足感は 「尾数 ☓ サイズ ☓ 印象」 という式が成り立つなら

釣り味に傾いている最近の釣りでは、尾数が少なくても、サイズが大きい分、満足感も大きいのか

どこで満足できるか、何に対しての満足か

時を経るごとに変わっていく自分に気が付きます

多分これは、仕事でも、人生でも、同じでしょう。


だけど、予想もしない出会い、

多分、予測された通りの結果よりも、予想できない幸運に恵まれた時、

より高い満足感に包まれるような気がします

ああ、今日は良い日だったんだと。。

極めて無い、とても極められない・・・

そりゃ、多少の努力はしますよ。でも結果は必ずしも伴わない

だからこそ、偶然の僥倖に深い感動を得られるような気がします。

素人鮎師のある意味、「特権」 であり、自然相手の面白さなんでしょう。

だから、また足が向くんですよね!


にほんブログ村


あなたにおススメの記事
関連記事