入れ掛かり
たまには、鮎の記憶を^^;;
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人生初の入れ掛かりを体験したのは
友釣り初めて2,3年目だったかの、富山・常願寺川
無計画な釣行で囮屋がみつからず
鮎ルアーでやってみるも、掛かるのは外道ばかり
諦めかけて下流を見ると、地元風の釣り師
思い切って声をかけて、囮を分けていただく
ご親切に、生きの良い囮ばかり数尾くださった
おかげで鮎釣りがやっとできた
あれこれ移動して、夕日が傾きかけた頃
俄然沸き立つ川面
そう、未体験の超入れ掛かりのスイッチが入ったのだ
辺りにはだれも居ない、俺だけのパラダイス
囮交換、針交換不要
入れポン、出しポンの連続
当時まだ取込み技術が相当未熟で
それでも一時間で20尾ペースだったと思う
今なら時速30尾を超えたかも
夕のぼりの、将に天然河川の入れ掛かり
鮎釣りの諺を信じた瞬間でした
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次の入れ掛かりはその一年後、岐阜の付知川にて
タイツ忘れて取りに戻って、川にたったのは10時過ぎ
初めての川だったし、人で一杯
しょうがないから渡場周辺でやってみると
ここでも何かのスイッチが入ったのか、
一時入れ掛かり
もういいやって感じまで釣れ続き
その日は結局60尾オーバー
ほとんどチャラのカミ飛ばし
湖産の元気な奴らの活性が高かったのか?
引舟から溢れるのを初めて体験した
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以来、50尾オーバーは記憶にない
30尾位で満足してしまう自分がいる
最近はツ抜けで満足
でもどうだろう
満足感は 「尾数 ☓ サイズ ☓ 印象」 という式が成り立つなら
釣り味に傾いている最近の釣りでは、尾数が少なくても、サイズが大きい分、満足感も大きいのか
どこで満足できるか、何に対しての満足か
時を経るごとに変わっていく自分に気が付きます
多分これは、仕事でも、人生でも、同じでしょう。
だけど、予想もしない出会い、
多分、予測された通りの結果よりも、予想できない幸運に恵まれた時、
より高い満足感に包まれるような気がします
ああ、今日は良い日だったんだと。。
極めて無い、とても極められない・・・
そりゃ、多少の努力はしますよ。でも結果は必ずしも伴わない
だからこそ、偶然の僥倖に深い感動を得られるような気がします。
素人鮎師のある意味、「特権」 であり、自然相手の面白さなんでしょう。
だから、また足が向くんですよね!
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