自分プチ復活 ~九頭竜編~

鮎原人

2011年09月09日 02:50

久しぶりに、「鮎日記」 カテゴリに記事を投稿できること、
誠に祝着至極にございます (誰の真似?)

--

さて、仕事は一区切りしてないのですがw
クライアントから 「休みなさい」 指令をいただきましたので、
晴れて、休ませていただきました。
鮎原人の休みとは、よもや 「ごろ寝」 は想定されてないと思いますがw

--

前日、九頭竜・勝山へ行かれた尺鮎への道さんから九頭竜情報をいただき、
郡上か九頭竜中部か迷った挙句、
Mマスターさんの投稿に触発されて(50超の超過!)
九頭竜に向かいました。

結構寝過ごして(疲れもある)、名古屋を7時半出発。
高速を久しぶりに飛ばして、
まだまだ刈取り前の田園風景に目を休めながら、
福井北インターへひた走ります。
そろそろかなぁ~と思って標識を見ると・・・!!??


やらかしてしまいました(笑)
やらかすのはあゆっぺさんの専売特許ではありませんねwww

さっそくUターン!

「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」 (日本一短い手紙)
を思い出しただけでも良しとしましょう (丸岡藩主・本多重次)

それに、高速橋から九頭竜の下流部を確認できるだけでも良し^2
ってか、下流部、増水&ダダ濁りじゃん!?
あれ~、昨日雨降らなかったよなぁ。それに昨日は澄んでいた筈だし。
やな予感。九頭竜ダムの放水があったか?
そうなると、釣果は期待できない。長良に引き返すかなぁ・・・と思案するも、
「めんどくせいや」 と、そのまま流れで 「坂東島」 へ直行!


時間は10時半。
何年ぶりでしょう、ここに来るのは。
九頭竜の大鮎に痺れた思い出の場所。
当時の瀬肩も同じようにあるし、中央のテトラも同じ。 懐かしいなぁ。

それにしても濁りはどうなんだろうと、笠川囮で話を聞くと、

やはり朝から放水があった模様で、濁りがきつい。
澄んではきているけどね、とのこと。

じゃ、午前中はリハビリに徹しようと、
大野島の瀬に陣取り、いきなりオモリ2号でぶち込む。
だって、平瀬満員で入れないんだもの。

ヘチにハミアト無いし、やな予感が的中。
どうも囮が浮くので、確認してみると、、、 オトリ、、、休んでます、、、いや、、、寝てます、、、いや、、、
クチパクしてませんから偽物ではありません?? (ex. SoftBank)  じゃなくて、、
お~い、帰ってこ~~い、、


起きません、、死んでます ww

ここのオトリはホントに弱い。 30分で二尾、ご臨終。。。これってもしかして私のせい??www
リハビリ失敗、久しぶりでオトリの扱いもダメダメ。
オトリのお代わりは恥ずかしいので、
絶対死なないオトリで継続!! ・・・ルアーです!!w
初めて使ったルアーだけど・・・釣れない・・・
絶対死なないという性能だけは確認できたので、良しとする。

すごすごと坂東島を去る。 「坂東島塾」 は今回も敷居は高かった。

---

さてと、勝山か、鳴鹿か。
勝山は澄んでいるけど年券無いし、どーせ釣れないなら中部で撃沈だぁ!と覚悟を決めて、
五松橋でオトリお代わりして、鳴鹿堰堤下に入る。
!! ここも水が高い。 堰堤が放流してるの、初めて見た。


膝下の水位が腰以上ありそう。それに押しが相当強い。
う~みゅ、これではオトリが入らん。
ヘチでお茶を濁そうと、入れると、、、秒殺で、チビのお出まし^^;;
更に二尾目は、よりチビのお出まし^^;;;

ダメだこりゃ。
対岸を見ると、ころがしやってるし・・?? ころがし??~~~!!
もう解禁なの? そっか、鳴鹿下のコロガシ解禁は早いんでっけ?
相当抜かれてるね、こりゃ。
もう9月だもんね。一番いい時期に川に入らなかった俺が悪い。
しかも、コロガシ時期を思い出せないなんて・・・
丸岡IC事件にしろ、このコロガシ遭遇にしろ、今日はダメな日だ、きっと。

--

こんな場所で何時間粘ってもダメなのは明らかなんで、
放浪開始!
こんな広い鳴鹿下だ。どこかに竿抜けがある筈だと。
堰堤直下まで行き、遠目に見ると、流芯の向こうに、いい感じの馬の瀬発見。
波の感じからして、石も大きそう。普段は丘でも、今日はこういうとこでも狙わないと場所がない。
しかも誰もやってない。渡渉できないのか? 俺ならできる?? よ~し!
、、と、日ごろ緩みきっている足腰に気合を入れて、渡る!

本日の足周りはこれ↓


サクラマスさんのHPにあったのをパクリましたm..m
磯用のスパイクシューズ。
ガマの鮎用ピン足袋は、すぐにすり減って最低だったけど、
これは強力なピンがついているので、全然滑らない。
ただし失敗なのは、30cmサイズを買ってしまったこと。
自分28cmなのに何をおもったのか?
だからぶかぶか。でもつま先は痛くないもんね!

で、この装備のお蔭か、難なく渡渉に成功し、目的の瀬肩をやるも



・・・そこは砂漠でした・・・

あちこち見回すと、葦際の流れにちょうど良い流速のところがある。
そう、今日はどこも流速が早すぎて、囮が落ち着かない。
緩いところは普段は丘、だから垢もついてないし、石も小さい。

目の前の葦際、流芯を渡ってこなければ見つからなかったポイント。
ここに、2号玉で弱ったオトリをねじ込み、15分・・・
待望の当たり、しかもでかい? 抜けない。 背掛かりで流芯にへばりついて、囮すら浮いて来ない。
今日の竿はシマノの弾流・急瀬。この程度の流れなら全く問題ない竿だ。
しょうがないので流芯から引きはがそうと竿を斜めにすると・・・スポッ、 バレマシタ。
原因は針、早掛けの黒攻めでした。
あまりに掛からないので焦ってこんな針使ってました(反省)

替えた針は、「忍」の7.5号
♪ 京都に居るときゃ、しのぶと呼ばれたの。
え?忍ぶじゃないの? シノビ??
どうでもいいけど、要するに、ここは絶対バレない長良型に託そう!

同じポイントを攻めると、よくわかるが、鮎が安定する流速だ。
波立ちもいい。石が入っている。 と、ズガガ~ンと当たり。
こんな当たり 10年ぶりだ!!! (by murataMan)

落ち着いて矯めて、浮いたところをタモキャッチ! 成功。
タモ受けできたの久しぶり。だって、キャッチとっても下手なんですもの。
どうも鮎が二尾飛んでくると、凝視できず周辺視してしまう悪い癖がある。
目もわるいんだけどね、多分に心理的なものだと思う。
特に足場の悪い追い詰められた瀬では。

ともかく、やっと見つけたパラダイス?
慎重に慎重に。
なんだかわくわくしてきたぞ!
鮎の機嫌を聞きながら、引き泳がすと、連チャンでキタ~!
これもオトリゴロの20cm。
今度はタモを使いません。風が強いんで、返します。
この弾流、いいね。標準穂先だけど、20+20位の鮎なら全然問題なく浮くし返せる。
以前ヤフオクで落としておいて正解! (今なら荒技・急瀬相当か)

そこから、そーとー集中してたので、あまり記憶がないのですが、
16時に時計を見たときには、もう釣りきった感じでした。
恐らく、15連チャン以上。
2時間弱で15なら申し分なし。


5時のチャイムが堰堤から響き、まだお日様が出てるんでもうちょっと粘ろうかなと思ったら、
また強い当たり、背掛かりです。
抜いて、返して・・・と思ったら、「プッ」 っと音がしました。
見ると、ツバメ返しのツバメが、二羽仲良く上空を舞ってました。
こちらに向かって来てはいましたが、糸との強い絆はすでに絶たれておりやした^^;;
バイバイ!

あとはヒラヒラと舞う、RAN 0.05の水中糸。
そうなんです。仕掛けは以前チャラで使ったもののままでした。
当然ツケ糸は0.3ナイロン。 2か月前に使ったままの再利用。
そりゃ切れますって。こんなに抜く間、よく頑張った方ですね。
で結局釣果は-2込で18でした。

--


岸に戻ろうと思ったけど、面倒なので釣り下りながら駐車場に戻ろうと思い下り始めると、
オイオイ、流れ強いじゃん? そっか、絞り込まれてるんだ。やばい、止まらん。

グキッ、ズル、おっとっと、ドボン。ザザザ~~
グキッ、ズル、おっとっと、ドボン。ザザザ~~^2
グキッ、ズル、おっとっと、ドボン。ザザザ~~^3

擬音の通り、、、色々ありまして、、、 100mほど、止まれませんでした。
ポチを連れた老人が、岸から心配そうに見ていました。

水没3回。やっと掴んだ葦の茎。でも中洲^^;;
また流芯横切らなきゃならん。え~い、ままよ! と、どしどしと斜めに進み、やっと岸にたどり着いたときは、フラフラで、へたり込んで、再度水没www
完全に足に来ていました。

--

これで、竿を仕舞う決心がつきました。

後半の写真は、携帯が水没した為か、、、残っていませんでした(笑)
防水携帯なのに、中の電池濡れてるし バキ*\ だな。

帰りは、南条SAで晩飯にして、鯖のへしこと鯖ひじきの佃煮と塩辛買って帰りました。

なんだか十二分に堪能した気がします。
ともかく、ボーズでなかったのが何よりです。

鮎はまだ色づいてなく若い。
川の状況が許せば九頭竜はまだまだいけます!

長い釣行記でしたけど、二か月分だと思って勘弁してください。

ではまた、プチ復活できる日を楽しみにして!


あなたにおススメの記事
関連記事