ギャンブルの効用
この世に確実な成功など無い
それなのに多くは、勤勉に、知的に精進すれば成功に近づくと思いがちだ
勇敢に、リスクを取って挑戦した結果成功した人が居て、それが『資質』や『秘訣』なのなら
全く同じようにして、大失敗した人がいかに多いのか、そんな『売れない』テーマでは本は売れないから、誰も書かない
それを実感出来る良い例が、ギャンブルである
精進し、訓練研究し、自分の『理』で成功することもあれば、逆にその『理』に足をすくわれて負けることも多い
お国公認のギャンブルである『株』取引も全く同じで必ず儲かることなど『原理的に』皆無だ。
だから頭のいいずるい人種は『市場』に真実があるという現代経済学が生んだ『嘘』を最大限利用して、『取引所』という賭場を立て、手数料と言う寺銭を取って確実に儲ける。
ヤクザの賭場の方が逃げ隠れしてるだけかわいい。取引所の方は全くの『合法』だからたちが悪い
こんなままならない浮き世、人は恋に破れては詩人になり、投資家は投資に失敗しては哲学者になる
かく言う私も、にわか『哲学者』である(笑)
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