付知:大漁の人も居たようですね^^::

鮎原人

2012年05月20日 15:14

初めての付知解禁、やっぱ人ばっか・・・^^;;
尺鮎への道 さん
http://bigayukuma.naturum.ne.jp/e1444788.html
の秘密ポイントで、混雑から避難させて頂いて、どうにか竿でチャンバラする状況は防げました。
(川の詳細記事は ↑ にお任せ)
(私は相変わらずの私小説風記事で)


(写真は、暗がりでフラッシュ撮影だったのと、冷水にしばらく置いていたので鮎の色がシルバーに変わったみたいです。釣れたてはいい色をしてました)

結果は予想を大きく下回る30尾^^;; (数える前は40尾とか、周囲に大嘘こいていましたね)
実は午前で50尾にして、余裕で予定終了する筈でした。(解禁ですから、新台入れ替えってことでしょ^^;;)

ところが、解禁としてはロースコア。
理由は、・・・・・
でも、「楽しみ」 が多かった一日で、大満足と言えるでしょう。

前日の22時から、
尺鮎への道さん、お初におめにかかったとっても渋い佇まいの「かやのたもhttp://kayanotamo.blog.fc2.com/ さん、お友達KKさんと4人で会話しまくり (お二人の先輩、ありがとうございました)、

ビール→日本酒→ホルモン→ビール→焼き肉→焼き空豆の皮→焼き空豆本体→ビール→焼きサラミ→焼きウインナー→チーズ→ビール→ビール→ビール→ビール→就寝(朝2時)

疲れ切ったところで、起床(朝4時)!

ココはスキー場って位寒い気温6度、水温10度!!
殿で川に立った鮎原人、左岸側は全く空いていません^^;;; しまった!!! 何のための前乗り?? (爆)

(と、一通り言い訳をしたところで、、、バキッ!!☆/(x_x))

左岸をとぼとぼ・・・ハミアト・・・??? 全くありません。 そりゃそうだ。この寒さだもん。あの雨のせい??

目の前に広大なトロ場が、深さは?? よし!! と、 いきなりの 「原人スタイル」 で突っ込みました。
寝起きと酒で暖まった体のおかげで、胸まで浸かっても冷たくありません^^;;

右岸に渡ると、一人も居ません。
でもこの右岸は背後に山が迫って、木も生い茂り、とても釣り出来る場所ではありませんでした。
左岸の皆さん、大正解!! 右岸でひとりぼっちの鮎原人 転落への第一歩!! (爆)

しかも、、焦って出てきたんで、大切なペットボトルを忘れました。
以前結石で医者に言われて以来、大量に水を飲むようにしています。だからこの水不足は致命的。

更に、トイレ(大)は右岸のオトリ屋まで渡り返さなければいけません。
なんたる失態。 右岸の皆さん、大正解!! バキッ!!☆/(x_x)



しょうがないので、岩陰の淵にへばりついて、
「偶然」 という、現代を支配している 「不確定性」 原理を鮎釣りに導入して、冷水の底でじっとしている群れ鮎を狙ってみるしかありません。

こんな筈じゃなかった。こんなヤマメ釣りみたいな鮎解禁は初めてだ・・・ブツブツ・・・ブツブル・・ブル?・・・ブルブル・・・ブルブル・・・ブルブルブルブル

体が止まらん〜〜〜!
寒い〜〜〜!
なんとかしてくれ〜〜〜!

とうとう、大渡渉のツケが出ました。
もう、日の出を待つ以外に方法がありません。日の出は何時だ? 6時か? いや谷間だから日が差し込むのは8時か?? どうしよう・・・ ブルブル・・・トイレにも行きたいし・・・

さんざん泳がせたオトリ、さすがにもう下降線、2匹目出動! と見てみると、、、!!!
腹を出して浮いています。。。 何にっ??!!

ダメです絶体絶命、もうオトリ1号に再出動願うしかありません。
万が一根掛かりでもしてロストしたら、解禁日に釣果無しで日の出前に 「おかわり」 っていう、大変不名誉な記録を記事にしなければいけません。

たのんます、オトリ様、何とか何でもいいから掛かりますようにと、ブルブル拝み釣りしてたら、
淵の開きで、キラ〜ン、サラサラ〜 と、特に小さい群れ鮎チャンが掛かってくれました。
そ〜〜っと寄せて、(いけません、絶対抜いては。掛かりが不明です)、慎重に頭上の木に気をつけて、救いました!! やったぜ! 付知解禁第一号の10cm (爆爆爆)(写真無し)

これをオトリにするのです。最初の一泳ぎに賭けます!! 野鮎のアピール度は絶対違うはず。 、、、と、、、!

来ました! まずまずの型、15cmくらいのヤツゲット。いよいよ鮎原人の付知解禁か? とおもいきや、
3尾目がつれたら、対岸のオヤジさんとお祭り・・・・バキッ!!☆/(x_x)
親父さんに任せて、お祭りほどきを待つこと数分。 くたくたになった2尾が帰ってきました。

その親父さん、対岸同士大声張り上げてしゃべった感じでは、悪い人ではないんですが、釣り方は最悪。
だって、私の目印めがけて、ワープ釣法でぶん投げてくるんだもの。。。
次もお祭り・・・ これって誰が悪いの???

や〜〜めた。こんな場所(5尾)



ここから放浪がはじまります。

尺鮎への道さんの対岸で、群れ鮎ねらったり(2尾) ここまではカウントしてました。

やっと日差しが出てきたので、体を前、左右と天日干ししならら、木漏れ日が最初にあたる瀬に直行してみると、、、

そこは、 待ちに待った  「」  でした。
入れ掛かり、出し掛かりの20cm級ばかり、石に当たってばれようが、お構いなしの 「真空の時」 。
恐らく、7連チャン+7連チャン だったと思います。
しかも右岸は一人で独占!
寒い思いして、苦労してここまで来た甲斐があったってもんです。
これだから 渡渉 は止められない バキッ!!☆/(x_x)

やっと鮎釣りした気になりました。日を正面に受けて、ぽかぽか・・ぽかぽか・・・ぽかぐら・・ぐらぽか・・ぐらふら・・ふらふら・・

?? 酒が抜けきっていません。しかも寝不足・・・
ズリ転けること数度。 もういけません。 しかも朝飯抜きで力が入りません!!

型が多少落ちたところで多少早いけど、「見切り」! 「もういいや!」

オトリ小屋に帰ることにしました。(11時終了)



みんな粘って釣ってるけど、鮎原人はふらふらです。

昼飯食べたいけど、待ってます。ただ待つのも何なので、河原を探検。

下流の一級ポイントで、あゆっぺさん発見!
白系でコーディしたおしゃれでかつ落ち着いた雰囲気。
タレックスも渋めの方。

そっと近づき、ストーカー激写!

後光が差していましたw


川でお会いするのは初めてなんですが、恐らく1年前からは格段の進歩なのでしょう。
「鮎の気持ち」 がわかっているみたいです。
タモも竿も、とっても大きく見えるので 「初心者?」 って見間違いますが、だまされてはいけません。泳がせ名人です。
みている側で、2尾ゲット。これなら安心、余計な口は挟まない方がいいでしょう。
なんせ師匠はあの 「島名人」 なんですからwww  (島名人:島田橋で14時までに90尾!!)



昼飯、再び焼き肉で栄養補給すると、なんだか少し元気が出てきました。
そこで、空いた右岸に出て、すこしやってみることに。 プラは大事です。特に初めてのポイントは。
でも、ぽつぽつ10尾ほどで終了しました。やっぱり粘りが足りません今日は。16時になるとこの谷、暗くなるんです。

皆さんとお別れして、高速を居眠り運転ぎりぎりで切り抜け、自宅についてなんとか鮎の処理だけして、撃沈・・・



付知の初鮎、家族には大好評でした。 20cm級が20本ほどだったので、皆大満足でした。
(写真は翌朝の小型鮎:一番上は多分オトリ)




今回使用したSEIKIジャパンの REV 90 (205g)
とても釣りやすかったです。
期待以上でした。

シマノやダイワの中堅クラス以上の竿は使ったことがありませんので、比較は無理ですが、
私の主観としては全く問題ない高性能竿です。評判が良い訳です。

(竿は納期や出来映えやサポートなど、大メーカーが得意とする(組織力)部分と同じ尺度で比較するのではなく、単純に「モノ」 の「実力」で比較するのが私の主義です。これだけの竿をあの低価格(シーズンオフには更に安い)で販売されていることに感謝。多少のサービス不足は、あの会社が発展途上だと大目に見た方が、お互い幸せになれます。大らか派にはSEIKIの竿がぴったりです。細かいところに文句をつける「癖のある・殿様」消費者は、是非他メーカーの「お約束」品を購入ください。)
特に掛けてからのパワーシフトが、「釣りやすい、矯めやすい」設計になっているようで、
抜きの軌道は正確で、タモウケが不得手の私が失敗しなかったところを見ても、
きちんと竿が絞れていた・扱いやすい証拠でしょう。
実際釣ってても、掛かってからが「軽い」。これが宣伝文句の証左でしょう。

今回の成魚放流の20cmクラスのパワー(でかいけど重いだけ→撓めの効く竿を新調したおかげで暴れを吸収した結果??)なら、掛かったあと止める石、段差さえあれば、キツ目の白泡瀬でも問題ありません。
他河川の天然モノが元気なときに再度使ってみようと思います。

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お詫びの大訂正

あまりの型の良さに、成魚放流と決めつけてしまいました。
食味は非常に良く、違和感があったので、色々しらべた結果、
下記発表を見つけましたので、お詫びし訂正させて頂きます。

付知のアユは、本当に美味しかったです。



◎生育調査の鮎の説明

   5/13の生育調査を見学に来られた方は釣獲された鮎を見ていますので、

   成魚ではないと分かっていると思います。

  「この時期に90gはあり得ない。5/9に成魚を放流したのではないか。」

   様々な良い条件が重なった結果だと思いますが、簡単に説明します。

   ・放流開始の4/9(水温7℃)から生育調査の5/13まで大きな出水もなく、

    アカの良い状態の中で34日間の生長期間があった事。

  〔昨年は4/5放流開始温度5.5℃、生育調査5/15 18U+339D.60g低水温大きな出水有〕

   ・5/9は湖産系(20g前後)を放流しています。〔鮎のはなし〕にあるように、

    昨年の生育調査で釣獲した鮎の系統は海産系が9割近くであった結果からも、

    放流魚のサイズからしても、説明つかないことがわかると思います。

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竿バランスの味付けは良好。軽くて高弾性だけの竿とは違うような気がしました。
ただ、3番がもう少し硬くてもいいかなと。これは好みですね。その時は、早瀬や急瀬を使えばよろしい。
中硬硬くらいの堅さか?
でもその分、バレナイ安心感はありましたね。

今日の釣りには 「正解」 でした。

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竿 : SEIKI EVOLUTION REV 900SUPER
天井糸 : フロロ0.8 0.8m + フロロ0.5 4.5m (編み付け吹き流し調整式)
上ツケ糸 : ナイロン 0.4 編み込み 20cm
水中糸 : RAN 0.05 4.0m
下ツケ糸 : ナイロン 0.3 編み込み 25cm
ハナカンまわり : がま競技 6号 + ハリス 0.6 + ピットさかさ2 (→出来合い)
ハリ : 黒攻め 6.25号 4本 , Give 6.5号 4本 , 一角 6.5号 4本 (Giveが好感触:掛かり最速+バレなかった)
ハリス : 1号 ハード
手尻 : 50cm
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追記:
その後、5番が折れました。
http://admin.naturum.ne.jp/admin/entry.php?entry_id=1457785

釣り方でしょうか? もう少し評価してみましょうかね。
竿の調子が良すぎて、荒瀬に入るのも考え物ですね。




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