Ayuhey-tools/V(D)

鮎原人

2012年11月08日 10:55

V溝入りのダブル(D)タイプです。
右は既存のシングル




Ayuhey-toolsは、シングル(片面)、セミダブル、ダブル(両面)とあり、
その後、より先鋭に研ぐためにV型溝を有したVタイプが作られました。

私はまずセミダブル買って調子良かったのですが、最初は不慣れで強く研ぎまくってしまい砥石の摩耗が激しく、、、
(今はダイヤモンド系で荒研ぎ+これで仕上げ)

その後、折れにくさを求めてシングルを買い、
事足りていたので新作は求めてなかったのですが、
今回はV溝入りのダブルを試してみます。

平面で研ぐよりもV型の溝に通して研いだ方がより尖った針先が作りやすいです。
但し、この砥石をご使用の方なら判って貰えると思いますが、
余りに厳密に研げるために、テキトウな研ぎ圧(適当ならいいのだが。。)で研ぐと、
却って研ぎが出ません。(といっても他の砥石よりダンチなんですがw)
細いハリなどは先に行くに従って圧で曲がってしまって鈍角になるとかね。

仕上げは微妙な研ぎ感覚が必要ですが、それがまたマニア心をくすぐりますねw

気になった方は、購入して確かめましょう。
http://www.sakawagawa.com/new_info/mdr/infoguide/index.php/tool.htm
とか、
http://www.em-platform.com/ayu/modules/docs_sales/
にて。

ハリは、野鮎との唯一の接点です。

ここの精度が高ければ、掛かる率が上がるのは当然。

取り込めるかどうかは、竿と腕ですけどね~ (笑)

ま、最近の細軸のハリは先端精度も高いので、昔のハリ程は研がなくてもいいものもありますが、
それは個々のハリによります。

使用済みハリを再生して使われる方、ハリ交換を手間だと感じる方には好都合ですね。

オトリ交換の時などに、サッと砥石を当てておけば、掛かりは落ちません。
研ぐ時間がロスだと感じるかもしれませんが、掛からないハリでひと流しするのに比べたら、有意義です。

それでも釣れなければ「腕」に問題があると明確になって、道具の迷いも出ません。


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