解禁はおまけ?

鮎原人

2013年05月19日 21:42

いよいよ2013シーズンが始まりました。

17時で仕事を切り上げ、高速を高速で帰宅。準備してなかった道具を探しつつ積み込み、松坂のような酒を積み込み、途中オークマで食材仕入れて、また高速を高速で、NT川市を目指す。

TT川に着くと、もう皆さん出来上がってます。
メンバーば、かやのたもさん、尺鮎への道さん、M山さん、K纈さん、Aさん、Bさん。
去年より賑やか~w

M山さん、さすが!かやのたもさんのお友達なだけはあります、話が面白すぎ!
遥さん、程なくmashitagawaさんも到着し、改めて乾杯!

Hの口荘のブルーシートテラスの正面は川に開かれ、みなさんのこだまする声が、
夜半から場所取りする対岸の釣り師達にも生き生きと届いたハズ? うるさかった?w

普段バカ話に飢えている鮎原人は、悪乗りして色々しゃべり過ぎました^^;; 地ですので皆さんご勘弁くだせぇ。
ブログではお堅い記事書いて、できるだけコメントが来ないように心がけてますが、じつは二重人格です^^;;

さて、一時半まで飲んで喋って、遥さんは松坂の酒飲み過ぎで悪酔いし(ごめんなさい^^;;)、mashitagawaさんが朝から御役目があるとのことで帰られたので、これをきっかけに床につくことができました。
mashitagawaさん、お会いできてよかった。釣りは次回の楽しみにしましょうね。

今日の標語の「飲まない&早く寝る」 はどこへやら、解禁日の撃沈は目に見えるようでした。


3時半にセットした目覚ましより若干早くノックされる車のボディ、、去年と同じだ~。
かやのたもさん?そんだけ早く起きられるのはやっぱ、あれのせいでしょうかねぇ。

まだ暗い中、車窓から微かに見えた尺鮎への道さんの白いお尻をチラ見して、自分は社内でコソコソ着替え。

半年ぶりに袖を通す釣りベスト。
仕掛けなんか入っちゃいない。準備なんかしてない。全部ありったけバッグに突っ込んで来たんで、とにかくそこら辺の適当なライトな仕掛けをポケットに突っ込む。だけど、背筋が寒くなったのは、解禁初期対応の細メタル仕掛けが全見つからなかったこと。若干「無いかも?」感があったんで、糸一式もってきたけど、飲むのに忙しくて作ってる暇なかった(当たり前だよね)。しょうがないから、昔の「複合」とだけ書いてあるスプール(恐らく0.2号)と、0.6ナイロン通しをツッコみ、ツマミ糸下で釣りゃ関係ねぇや!と息巻いて、川に向かう。

川面に立つと、実際、、、水がない!!!

去年好釣果をあげた上手のちょっとした瀬に向かって渡渉すると、去年腰まで浸かったポイントが、膝下位に減水? 埋まった?
不安な気持ちでポイントに着くと、水がありません。

上下の淵に挟まれたちょっとしたポイントなんで、鮎にやる気があれば解禁時ならば釣れるハズ。
石配置は去年学習済みなんですが、いかんせん水が少なく、少し埋まった感もあり。心配。

しかも今年は去年より釣り師が多く、前日から宴会して前乗りしてたのに、このポイントに着いたら空きがあまりありません。
(なにやってんだか・・)
上手の背肩の釣り人の下に入らせて頂いて、さっそく準備。
この狭いポイントは東西を山と木立に挟まれて、8時にならないと日が射しません。
これも去年学習済み。
なので、おちついてゆっくり準備します。
ハリはまず、黒攻めから。

囮に鼻かん通そうとしゃがむと、暗くて?老眼で?鼻に通りません。しゃがみ込むにもドッコイショって感じ。
運動不足と柔軟性不足で先が思いやられます。

寒いからどうせ掛からないだろうと油断しながら石裏を泳がすと、ピ~ンと小型が掛かった感じ。でも様子を見ようと止めただけでバレました。思い直して同じポイントに送り込むと、今度は追われている感じで対岸の瀬に向かって行きます。程なく小気味よい当たり。
15cm級が飛んできました。「掛かるじゃん?」

そいつを囮に瀬尻のギリギリに止めると、ガガっと当たり。でも矯めようとした瞬間流れに持っていかれバレます。
どうも調子がでません。今度は少し上手のヨレに入れ粘ってると、カ~ンと当たって一段下り、矯めたら15cm級が逆Tの字で飛んできました。この背掛かりをきっかけに入れ掛かりが始まる?そんな期待に違わず、そこから連チャンの入れ掛かりが始まりました。
但し、10cm級ばかり・・。掛かるのはいいけど、この瀬では囮になりません。
かかっては逃がす繰り返しで、とうとう囮はヘロヘロ。後半戦のため、囮は温存しなければならないので、しばらく中断して場を休め、休憩がてら上手の淵を見に行きます。


さっきからこの鏡で粘って掛けててらした鮎師。風貌はかやのたもさんそっくりで、怖くて声を掛けられませんでしたが、後ろを静かに通りすぎようとした時、ドキ!! 向こうから声を掛けてきました。 「!」(何か粗相があったのか?)
「淵でおっきいのが見えるよ~(笑)」 と優しそうな声。あ、叱られるんじゃなかった、良かった。人は見かけによりません。かやのたもさんと同じ Baki!
逆にしばらく二人で談笑。伺うとこの場所に3時から渡渉して待機してたとのこと。やる気が違います^^。8時になって日が照り込むと、淵の鮎たちが一斉に瀬にご出勤になるはず。おそらく9時からが期待ではということで意見が一致。
それまで、朝飯のサンドイッチとおにぎりと青汁とチョコバー食べて(昨日炭水化物が一切なかったんでこれぐらいが丁度いいし、体温上昇にも役立つ)、石の上に座って日向ぼっこしたり、砂利の上に寝転がったりして1時間ほど暇を潰す。

ふと見ると尺鮎への道さんがこちらに向かってるのが見えます。下のトロ場は不調なのかな?それともここから開始なのかな?


さすが、直ぐに竿抜けポイントに身を隠しました。自作のタモが目立ってますねw
早速掛けますが、型が小さいようです。お互い顔を見合わせ苦笑・・w

上手の淵から何尾か瀬に出勤したのが見えましたので、私も釣り再開。
でも小型が2尾来ただけで、気持ちが切れてしまいました。
型が大きければまだ続くんですけどね。。
どうもね、眠たくて、真剣に粘って釣る気が起きません。前日の宴会で解禁目的は果たしてる?んで、
今年も釣りはおまけ?w

尺鮎への道さんに身振りで「下流に移動する」と伝えると、一緒に戻るようですw
今年の釣りは低調ですなぁ。。

10時に入川地点まで戻ってかやのたもさんの様子を伺うと、既にツ抜けて15尾以上に達している模様。
さすが!泳がせ名人(写真が無くてごめんなさい)

下手の遥さん、後で伺ったんですが、酒(松坂のノーコン酒)の飲み過ぎで、宿酔で朝茂みに行って大変だったとか。
釣りの調子にも影響がでてしまったようです。
釣りは午前で終わりだそうで^^;;  それに今日の状況じゃ釣れないしね。
今度は大吟醸にしますので、ご勘弁を^^;;


釣り人多くても釣れる魚少なしって感じで、ほとんど竿がたちませんね。
まだ石についてない感じ。

でも時間がたっぷりあるんで、下流まで長駆様子見ってことで。


こんな淵には大型の鮎が群れてましたが、まず掛かりませんね。群れ鮎ならもっと浅瀬でトグロを巻いてくれてないと、対象になりません。

延々ポイント探すも、余り釣れてない様子。
試しに声を掛けます。
「どう?釣れてます?」
「いやぁ、全然だめだよぅ」
「はは。分かってて聞いてるからね」
両者「笑」

ってな感じ。

空を眺めるとトンビがつがいで遊んでいる。
上昇気流も出てきて、一時は雨予報だったのが嘘のような晴天。


ロケーションはいいんですけどね、皆さんの「釣ってやる」という殺気が次第に「釣れんなぁ」という悠長な呑気に変わっている感じ。
まだ解禁日の午前なんですが・・。

元の入川ポイントに戻ると、見覚えのある姿が。
朝7時前に到着し、釣れるの9時過ぎからだよ~とメールしたら、じゃまた寝るわとごゆっくりだったあゆっぺさんの登場。

上手の鏡には尺鮎への道さん
図らずも「泳がせ対決」の様相です。
 

二人の熱いバトルの結果は・・・

なんと!両者優勝!です。熱い戦いでした!しかもスコアレスで、熱すぎます^^;;

そんな状況で、そろそろ腹が空き、私はだらしなく石に腰掛け、シューズも脱いでそれこそ脱力状態。
遥さんは、羽化して首にまとわりつくオニチョロの成虫をやっつけようと竿を振り回した途端、
ああ悲しや!元栓が何処かに飛んでいってしまったようです。
今日はふんだり蹴ったりですね。
気を取り直して、長良の解禁で鬱憤を晴らしましょうね!


低調な釣果なので、そろそろ昼飯にしようと意見は一致。

下流から戻られたパパさんも加わり、昼飯の部へ。

ブルースシートの我らがテラスで川の様子を高所から伺いながら、昼は尺鮎への道さんの焼肉と厚揚げ焼き。
それと私のぶっつけ本番のサラダうどん。
以前のBBQでぶっつけで作った天ぷらを思い出し、かやのたもさんが、「今度もぶっつけ?」と、すごく心配そう^^;;
ま、うどんは麺とダシが決め手。
その麺は加ト吉の冷凍、ダシは冷うどん用ストレートつゆ(甘め)なので万全。
うどんは遥さんが茹でてくれてるので万全。
私は洗ったレタス、キュウリ、トマトを切って、つゆとマヨネーズを混ぜて味見して、
ボウルに盛ったうどんに盛り付けて、花がつをと刻み海苔を散らして、だし汁を添えるだけ。
簡単サラダうどんの出来上がりでした(ゆでたまごもあったけど、入れるの忘れてました^^;; ぶっつけですから~。)

味は思ったよりいけてて、うどんの腰も丁度良く(次回も加ト吉にしよう!)、好みでわさびか生姜をくわえて食べてみます。
本当は大根おろしがあるといいんだけど、面倒なので。
皆さんお代わりされてるのをみると、それなりものにはなったみたいで、一安心。
ここで練習できたので、今度家族にも作ってあげよう!(ヾ(・∀・;)


腹も収まって、そろそろ2時間睡眠の効果がでて睡魔が襲うハズの昼下がり。
でも折角解禁したんだからこのまま帰る訳には行きません。

あゆっぺさんがまず川に戻り、パパさんも戻って、
さてどうしようかと思いましたが、私もやる気を出して釣ってみることに。
だって高台からトロ場を見下ろすと、群れ鮎が良い感じでトグロを巻いてるんですから。
小さくったって、それなりに楽しみはあるはずです。
昨年作ったナイロン仕掛け「泳がせ対決用」を車に取りに帰り、トロ場に降ります。

久しぶりのナイロン細仕掛け(0175)です。一応下のチチワは二重にして強化してありますので、
不意の大物が来ても対応できます(今日の状況では有りえませんが。)

狙いは「掛かる群れ」縄張り予備軍達です。
上の淵は広大で小型の鮎を大量にストックしてます。
そいつらが定期的にギラギラして下ってきたのを狙い撃つ(って程でもないですが)
対象をビリ鮎に絞った以上、サイズは文句は言いません。数勝負。
そこでここでは「SaqSasスピード6.5号」を使ってみることに。
瀬では浮き気味でしたので、逆にここで群れ鮎を絡めとるにはいいかなと。

刺さりは抜群で、以前のスピードよりも指に纏わりつく感じが強い。
テーパーハリスは逆針のフックを緩めるので困り者ですが、このハリオンリーと決めれば苦にならず。

それと驚いたことにこのハリ、新開発のコーティングの効果なのか、ハリが撥水効果で水に浮きます。
握りこみすると手に纏わりつくので、若干水中に垂らしたいのですが、沈んでくれなくて困ります。
だけど掛かりは抜群。小型の群れ鮎狙いには最適(ホントは瀬で最適であって欲しいのですが^^;;)
ポンポンと掛かります。

だけど大きな問題が。
針先形状と相まって、タモに絡むこと絡むこと。これは手返しスピードの相当な妨げになるなと思いました。
本日使用の1.5目のタモでもダメです。テクノメッシュで試してみたい。でも車に取りに帰るのは面倒。
そのまま続行します。

目標は10尾。家族の天ぷら用の骨柔らかなビリ鮎。ワカサギ感覚で食べてみようと。
その後そこそこ釣れて、皆さん帰られるのを4人見送って、最後はかやのたもさんと二人きりになり・・
かやのたもさんもついにフラフラなご様子で。
元気なのは私だけ?
一人でビリ鮎群れを日没まで追っかけるのも絵的に悲しいんで、一緒に納竿としました。
結果ビリ鮎20尾。天ぷらの種としては十分でしょう。

そんな写真載せるなって? でも、一応・・^^;;

小さすぎて情けないので、マクロ撮影で対応^^;;

だけど久しぶりの泳がせも面白いですね。
囮になるギリギリサイズばかりでしたが、流れの強さもギリギリで、ナイロン泳がせの練習になりました。
今度は苦手な深トロで練習してみたいなと思います。


釣りを終え、片付けて、かやのたもさんとお別れして(郡上の時はちゃんと寝ようね、と固く誓って)、
高速を低速で安全に帰宅します。
が、愛知県に入った所で強烈な眠気が襲います。経験上これは居眠り運転までいってしまうレベルだと判断し、内津峠PAで駐車。
家族に「仮眠して帰るから」と一報入れたのが18:30頃。

背もたれ倒すも、どうも疲れすぎてるのか、体が落ち着きません。
マイカーのベッドに潜り込み(ステップワゴンはこんなときに真っ直ぐに体伸ばせるのがいいね)、まっすくになってバタンキュー。



しばらくしてふと気がつくと当たりは相当暗い。
何時間寝た?


23時半!!
なんと本日の本睡眠(2時間)の二倍以上仮眠してしまいました^^

なんとか安全運転できるレベルに回復してたので、家路を急ぎます。
やっとたどり着いてカーナビ見ると、


とうとう、足掛け3日になってました。

疲れました。

でも、良い宴会でした!

釣りは?・・・晴れただけでも良しとしましょう。そして、郡上の解禁に期待しましょう!(爆)


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