ああ、大学ラグビー

鮎原人

2015年01月12日 10:47

日本ラグビーのキラーコンテンツである早明戦の視聴率が2%になり
オワコン化か?


ラグビーは、馴染むまでは時間がかかるが、
一旦好きになってしまうと、のめり込んで、どっぷり嵌まるスポーツだ。

世界では結構人気があるのだが、日本では・・・???

体を当てる競技が避けられてる?
あんなに激しく美しい競技は無いと思うのだが。



帝京は6連覇、
帝京に迫る大学は現れない。
この一事をもってしても、ラグビー界の努力不足は明瞭で、
早稲田の後藤監督曰く、「勉強もラグビーも両立させるのは無理」だそうだ。
(それは、お前のところが頭がよくて、帝京が頭がわるいって言ってる? ← 頭の悪いのはどっち?)

でもこの写真、流大(ながれ ゆたか)主将は立派である。
受け答えもしっかりし、人間的大きさすら感じる。

早稲田最後の優勝時、当時のキャプテンが「やばい、やばい」と連発していた情けないインタビューや、
菅平合宿で帝京に負けた早稲田が、帝京の偏差値の低さをバカにしたことなど、聞くと
早稲田も相当な低レベルになったもんだと、情けなくなる。

「ヤバイ、ヤバイ」インタビューを聞いた帝京が、
自分たちは、立派な受け答えができる人間になろうな、と誓ったとか。
翌年から帝京は6連覇。

帝京のスローガンは、
「グラウンドの中では怖れられ、外では尊敬されるようになろう」 

岩出監督は名監督になった。
しかし、

日本で大学ラグビーが最も人気を得ている限り、
ラグビー人気はこれ以上盛り上がらないと思う。

錦織圭、松山英樹、羽生結弦、葛西紀明、本田圭佑など、
一流アスリートは世界で活躍している。
世界基準で成果をあげてこそ、そのスポーツが認められ、人気に拍車がかかるのだ。

日本は2016シーズン以降、スーパーラグビーに参戦する。
参戦当初は恐らく最下位だろう。
でもそこから始まる。

そこで基礎を鍛えて、2019年のワールドカップで好成績を上げ、
日本ラグビー界の人気獲得・競技人口増加に寄与する。
何よりも、ラグビーの面白さを強力にアピールする。

小さい日本人でも戦い方によっては勝てるんだと、世界に証明する。
エディー・ジョーンズHCの言う JapanWay を証明してみようではないか。

そこに、自分の息子も末席に加わっていられたらな、、と思う、この頃である。


あなたにおススメの記事
関連記事