激流の僕ら 2 仕掛け編
②仕掛け編
仕掛けは幾通りもあるが、基本は切れない仕掛け
ただ切れないだけではダメで、根掛かりでは切りたいのは当然だ
切れないとは、掛り鮎を止めて、返し抜いて、着水させて、流しダモに落とし込むか、テッサン出来る強度のもの
強度の意味は、水中糸の直線強度は勿論の事、結節強度、伸縮強度、摩擦強度がある
メタル、複合ラインは、沈ませ易くオモリ号数も小さく済むが、結節がある分、不利な部分もある
結節方法は、球磨川のKさん直伝の3本交互撚りで解決済みだが、釣り味では、0.6ナイロンが好きだ
ナイロンは適度に伸びて衝撃を吸収してくれるので、超硬先調子でも矯めが効く、0.6あれば尺近くまで対応できるし、なんせ安上がりで良い、しかもテッサン時、口に咥えたとき、メタル系は味が不味いし、口が切れてしまう、その点ナイロンは、口に優しい
もちろんナイロンだから吸水劣化は付き物、釣行ごとに新調したい
付け糸(メタル系ライン時)は、カメレオン茶で間違いない。強度と視認性からだ
オモリ装着用に、30cmは取りたい
水抵抗が強ければ、オモリを足せば良い
ハリは、チラシ、ヤナギを多用するが、時に10号の4本イカリも使う
どうしてもハリが浮いて、掛かりが悪い時用だ、大抵は底が取れてないだけの事が多いが、チラシで釣った後でも、イカリで掛かる釣り残しがあるから、ハリ選択は奥が深い
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