激流の僕ら 3 立ち込み編
③立ち込み編
意を決して立ち込む時は、必ず流された際の退避ルートを想定しておかないと危険だ
ピンチになるのは、流されまいとして粘ったり、短距離で岸に向かおうと焦る場合、却って体力を失うし、危険だ
流されたら泳いで斜め下流にたどり着く想定なら、不安も軽減されるし、事故も少ない
泳げない人には、深場の立ち込みはお勧めしない
立てたら、足掛かりを探す
底石に上手の足の甲を掛けるのがベストで、上手の膝を曲げて、流れに背中を任せれば、楽に定位できる
下流側の足で踏ん張ると、腰以上の流れの時、体幹がぶれるし、下流に踏み出した際、大石など有ると転倒の危険がある
転倒したら、立とうとせず、泳ぐ体勢を即座に取れば比較的安心できる
勿論、竿は二の次、命が大事だ
だから、安い竿でないと、命との軽重を見誤る
足回りは、タビがベスト
紐式は石の間に嵌って抜けなくなる事がある
ファスナー式のタビなら運良く脱げる事もある
一度それで助かっている
そろそろ駅だ。。
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