激流の僕ら 7 掛かり編

鮎原人

2015年09月14日 20:37

7 掛かり編

慣れてくると、掛かりの感触で、掛かった場所の判断がつく

ヤナギで、掛かりが良い時は関係ない
ほぼ百パーセント背掛かりだからだ

掛かりが悪い時

尾掛かり
ビリビリと震えて下流に
早く抜かないと、弱る

口掛かり
ヤナギ、チラシでは、まず無い
矯めると軽い感触で、直ぐに寄ってきて、何だ小さいのかと思うと、意外と大物だったりする

側面
これも、イカリに多い
横に突っ走る

背掛かり
掛かり鮎のサイズによって様々
中、小型は、スパーンとした当たり
大型は独特で、ピンとかプルとして、一瞬間を置いてズキューン!

深場の大型は、ブン?として、動かない
根がかりかと思って、外しの体勢に入ろうとすると、急に暴れ出す
こんな時のスリルが最高だ

27,28が固まっているポイントがたまにある
大川の深場の大石まわり
九頭竜の良い年
オトリは大きいから、勝手に最深部に潜水艦の様に潜っていく
そして衝撃と共にオトリを引き回す
メタル02位ではキレそうになる
竿は400グラム近くのでないと太刀打ちできない
矯めると糸鳴りがする
いつまでも聴いていたい、至福のミュージックだ

そんな年は、なかなか無い
10年位、無い気がする


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