激流の僕ら 8 矯め編
8 矯め編
九頭竜の激流は、矯めとかとやかく言う前に、耐えて水面まで導ける剛竿かどうかが重要で、重さで言えば300グラム以下の竿は、後期の大鮎には太刀打ちできない。
掛かったら直ぐに立てて、返したいから、矯めてる余裕は無い、矯めてると、自分の方が下流に引き込まれるからだ
その点、フナヤの撃龍竿は重さといい、強さといい、安心だ
25,26までなら、SuperLightも使いやすい
渓流相の激流は、大岩ゴツゴツでは、返し抜きは不利、タモが必要になる
タモが無しでは、返して着水させる場所に岩があったりして、具合が悪い
そんな時は岩のヨレや、流れのヨレに誘導して、落ち着いて抜き上げればいい
九頭竜で困るのは、ベタな急流なので、鮎が止まるヨレが少なく、どうしても川の真ん中に立ちこんでいる事情もあって、超硬先調子竿で、早く抜く必があるし、タモなんか邪魔で、両手が必要な対決になりがち
流れのヨレの多い川なら、楽に誘導出来るし、矯めて感触を楽しむ余裕すらある
関連記事