荒瀬ブッコ抜きには強い仕掛けが必要だが、仕掛け結束方法が問題。
ナイロン太糸0.6以上の場合はハリスに直結すればいいが、
メタルの場合はツマミ糸が要る。
しかしその結束部分で切れる。
・・・そうでなければ身切れ。当然ハリは大針チラシ(10号)、ネ。
・・・でなければ、竿が折れる バキッ!!☆/ /
下がって掬い込めばと思うなかれ。
荒瀬・激流のド芯で掛けた場合、安易に下がったら自分が流されて危険!
(野嶋玉造名人なら弛みまで泳ぎ切るが...)
何とかその場で抜いて受けるか、九頭竜返し。
(注:初期は身が柔らかいから、やると結構バレますヨ)
だから、そんな強引さに耐え得る結束が必要で、今のところ編み付けが最良だ。
編み付けの出来を左右するのは当然、編み付け機。(技術のことは置いといて)
しかし市販の編み付け機は糸が撓んできて編み込みがボケる。アッ、俺って安物使ってる?
最近の物は小さな編み付け皿が有り、巻きはじめは楽だが、進むにつれて、だんだん邪魔になる。結局皿をよけて中空で編み込む。
荒瀬仕掛けで必要なのは繊細さよりも強靭さ。
強く結びたいが、引くと糸止め部分から糸がずれて出てきてしまう。留め具を強く締めるとカールする。いくつか自作して試したが、納得のいくものが出来なかった。ドウシタライインダイ!
その点、不満をもって居たところ、ある時釣り場で編み込み準備中のベテラン鮎師に出会った。一目見て
「これは?!」と思ったので、作り笑いして接近を試みた(^^;;
名前は
○町さん。師は見たことも無い編み付け機で、精緻で強靭な編み込みを完成させた。
訊くと毎回釣り直前に作ると言う。瞬間接着剤は使わないとも。
その訳はジックリ観察したら得心した。
師の方法は、以前紹介した
本イト平行ダブル編み付けではなく、メタルに単独で編み付けする方法で、3,4回片結びして強度とクッション性を高め、最後は編み付け糸の残りで2cmほど角を出し、ツケ糸と無精付け(ツケ糸側にわっか)するやり方だった。
これだと、編み付けはそのままで、ツケ糸のみの交換が可能。荒瀬太仕掛けでは時々見かける方法である。
私はあんまり水流抵抗大きいのは好きではないが、石ズレが多い大石ゴロゴロ瀬では交換しやすく有効である。尤も大石底の周辺では流速がそれほどでもなく、太仕掛けでも関係ないとも言える。
では本題の編み付け方法。
見たことも無い編み付け機で水中糸に対して直角に強く隙間なく編み込んでいるから、水中でナイロンが膨張すると、一層シッカリ締まり、ずれない。瞬間接着剤を使わないので、こぶ止め箇所を丁寧に落とせばバラけて巻き直しが可能。
太メタルは実釣時なかなか切れないから、上手くすればシーズン終了まで一張りで済む。
とても経済的な方法なんだよと。
(!o!)オオ!
さすがにベテランは違う。(・-・)(。_。)(・-・)(。_。)ウンウン
問題はその直角強力編み付け機だ。売ってない。ならばいつもの、「作る」のみ!
最初からその積もりで構造をしっかり頭にコピーした。
ここで、工作写真その1といきたい所だが、師本人の承諾を得てないので、私の一存では公開できない。そもそもパクッている訳だし σ(`´メdオレ
今年も同じ瀬で出会ったが、つい言いそびれてしまった。
なので、ガマンしてください。(^.^)ご(-.-)め(__)ん(-。-)ね(^.^)
ココマデヒッパイトイテ ソンナムゴイコト スル? スルスル(^^)
でも折角だからここまでお付き合い頂いたお礼に、ヒントを少しだけ。
ヒント1:一般の編み付け台ではない(テーブル不要→機動的、野戦的(^^;)
ヒント2:テーブルの代わりに体のある部分でホールドする
ヒント3(
しゃぁ~んっ!!)
:編み付け機と言うよりは、機(ハタ)織り機。お~っと!これ以上言うとバレる (。_・☆\ ベキバキ
そんなの伝統的な○×△編み機だよ~というシト、
連絡ください。_(._.)_