荒瀬の大鮎で求められる要素 (胴調子編)

鮎原人

2009年08月01日 00:01

原人が背伸びしたレベルのお話し。

臆面もなく大上段に振りかぶって、諸兄から 「違うぞ~」って、袋だたきってオチ? (爆)
大小ご批判をお待ち申しておりま~す (^O^)/

あのぅ、ブログ村で高順位になったので、いい気になっている訳ではありません。(笑)
まとめ書きの投稿計画が、タマタマこうなっていただけですので、悪しからず。
(3日分、セット済み)

高順位のお礼は、以前させて頂いており、クドくなるので致しません。
ただ、いつも応援頂いていること一つ一つを噛みしめて感謝しております。
書きたいことをぶつけた甲斐ががありました (笑)



(深呼吸)(;-・。・-;)


◇◇◇

前提条件:

硬調胴調子向きの瀬、超硬先調子向きの瀬があるが、前者。
抜きは、タモ受け

◆瀬の例
長良川・道満の瀬
[瀬のスペック] 急流、押し強い、石大きい、下がれない、流芯で掛かる、鮎大型。

◆竿は硬くて重い胴調子 (300g以下では話にならない。重さが命)
ガマ・パワースペシャル
シマノ・荒技
[ポイント]下がらず、タモ受け前提。矯めやすく伸されない重さと粘り。ガマの言う「慣性モーメント」の高い竿

◆水中糸
メタルなら、0.15以上 付け糸 ナイロン0.6以上
ナイロンなら0.6通し以上

◆ハリ
8号3本イカリ (4本はバレる)
9号3本チラシ
ハリスは飛ばされなもの (爆)

◆オモリ
常用はしないが、止まる大きさで選択
オモリだけつけて水面に沈めて、水面直下に止まる位がちょうどいい。
沈みすぎるのはダメ
ヤマワの球形カラーオモリが好き(水中でふらつきにくい)

◆送り込み
石裏のヨレから入れて、安定させ、誘う
荒い所を大玉で止めても掛かるが、サイズは小さいことが多いし、掛かり処が悪い。
大鮎程、楽な底の一等地で悠然としている(気がする)。

◆竿角度
魚が小さい時はシモ竿から入れてもいい(ライナー抜き覚悟)
ある程度大きいときは、平行より上竿
大鮎が来ると確信できるとき、大鮎が来たら不安なときは、上竿
シモ竿から扇型で引き上げ可能なベタな流れならそれでも可。
時には天秤持ち。

◆掛かったら
カミに絞る、満月まで。決して竿は立てない。掛かり鮎が寄ってくるまで。
沖に走られたら更に絞る。背掛かり鮎の向きを変える積もりで。
付いて下がったら負けを覚悟。

絞ってもバレない竿、糸が前提。細糸は掛かるが捕れない。→下がるしかない。ポイント荒らす。
予め誘導するポイントを決めておくと楽。


◆取込
矯めて、頃合いをみてタモを準備。竿尻を腰に当てて片手で矯めると、タモを持ちやすい。
郡上漁師の麦藁ダモはタモを握ってその高さで元竿の上を握れ、竿角度をキープできるので、理にかなっている。
(名人をギャラリーとして眺めていると、自分が釣るよりも楽しい時がある。)

竿を絞ったまま、上部を持って立てる。時には竿を後ろに満月に曲げて。
立ったら垂直を心がける。引いて抜こうとしてはダメ。
ガマンしていると、水圧に負けて鮎が顔を出す。竿尻は必ず肘で支える。
竿さえ立ったままなら、下流に走った鮎は、水面に出てくるしか無い道理。
抜けてきたら、竿を後方に倒す感じでコントロール(二段抜き)
そして、キャッチ。

◇◇◇

以上の工程に耐えうる、竿、糸、ハリが必要。
場所判断と経験で導くしかない。

◇◇◇


次回、超硬先調子編。

   オリャ~ 郡上抜き! --- <・o)))彡~<・^oo)))彡


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