小沢氏報道に思う
無宗教、無党派の原人にも気になってしょうがない。
小沢資金問題で毅然とした態度の小沢氏本人と、
世論を煽り立てる三流マスコミとのコントラスト。
政治にはそれなりのグレー部分はつきまとう。
金は多少のことがあっても許すべきと思うのだが、
ここまでの騒ぎはちょっと目に付くと言うのが私の意見。
あたかも自分は清廉潔白で小沢氏を糾弾する立場にあると思えるような態度で報道するマスコミには辟易する。真実はどうかではなく、自己の無謬性を前提にしたそのシャァシャァとした精神性にである。
21日朝の目覚ましテレビで大塚アナが、
「4億円のうち3億円は数年前に口座から引き出した取引明細を検察に提出した」
「ただ、残りの1億円が問題だ」
などと、あくまでも重箱の隅をつつき続ける。
3億円の部分はマスコミの誤報だったとは決して言わない。
20日付の中日新聞でも、
「世論が怖くないのか」
などと、自ら「実体」無き「世論」を誘導しようとしている。
その世論とは何だ。
マスコミ、検察、対抗政治勢力からリークされた都合のいい情報ばかりじゃないのか?
一般論として市民は、マスコミ等から流された情報しか情報が無い。
その「情報源」が常に事実と真実に満ちているとは限らない。
先の大戦前夜の大新聞の好戦的煽り様はどうだ。
あの共産「朝日」ですら、戦争礼賛だったのだ。
世論などいくらでも「誘導」できると自ら証明している大新聞達である。
まぁ、マスコミは情報が「売れ」れば成功なのだから。
彼らがより「神」に近い訳ではないのであるが、精神的に傲慢であると多々感じる。
閑話休題
もともと小沢氏報道自体、経済がこの体たらくの時、そんなことほっといて、政策論してくれとか、小沢氏があそこまで啖呵を切るなら、ウソがあれば政治生命の終わりを意味するため、言い切った以上彼が正しいのではないかという原人なりの受け止め方をしていたところ、
ある信頼の置ける情報源からこれを補強する情報を得た。
(マスコミ関係でも、政治関係でもなく、ましてタダで入手できる無信頼性に満ちたネット情報でも無い、ある業界のフィクサー自らの調査を野党衆院議員にごく近い知人経由で入手)
「残りの1億円は奥さんの金で、それを公表することを大政治家として恥と思った小沢氏」とのこと、
「石川議員は、『真実を語っても信じてもらえない』と自殺気配だったため、石川事務所が検察に頼んで『自殺できないように』逮捕してもらった」こと。
事実が次第に明らかになるに連れて、
マスコミと、マスコミの言う「世論」がどのように変化していくか、
TVコメンテータの「言い方」が、どのように「風見鶏」的に変化していくか。
必ず変化するがw
各種マスコミ報道、社説等主張を額面どおり受け止められない自分は、
歳(48年男^^;; 鮎歴数年)をとったのだろうか、それとも元来の天邪鬼なのであろうか(笑)
今後の推移が見ものである。
もちろん、原人だけが正しいとは言わない。そこまで白々しい態度は取れないw
PS:
それにしても、古館のあの、「自分が良識の代表者」的態度は、いつ見てもムカツく。
設定された結論に向かって、ゲストの発言を導く。温暖化報道にしてもそうだった。
久米氏のころはよく見たが、今は見たいと思わない。
PS2:
鮎原人は地球温暖化報道は、一切信用しない立場です。
なのに盲信して、25%削減を叫ぶ政府も「もったいない事いいやがるな」という立場。
仮に達成しても、温度上昇をコンマ数パーセント改善できるかどうか。
小沢氏の4億円を問題にするなら、これらの無駄な投資・努力の方が大問題。
温暖化防止のための各種設備投資・製品開発・買換え需要が、「経済浮揚効果」を生むのなら、
(むしろそれが目的のような気もするが)、温暖化防止に効果が無くとも一向に構わないが(笑)
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