悪法も法なり?
海水浴場のセシウムは水1リットル当たり50ベクレル以下。
飲料水の暫定基準値は1キロあたり放射性セシウム200ベクレル以下。
はて、この矛盾をどう理解したらいいのだろう?
法律が異なるから? その法は、緊急時の一時的基準しか想定してないから?
それはそうだろう。こんなことを想定出来得た法律はないと思うから。
だけど、数ある法の中で、より基準値が緩いものを恣意的に選んだ政府の作為が感じられる。
毎日飲む水の基準の方が高いって? 理解不能。
そこまでしてでも法に則る必要がどこにあるのだろう?
「悪法も法なり」と言って、死刑に甘んじたのはソクラテスだったろうか?
指導者たる彼はいい。たった一人の見本で、法の遵守を示したのだから。
だけれども今回は、
被害をうけるかもしれないのは、
不特定多数の普通の国民なのである。
悪法も法なりといって、受け入れる人は・・・居ないはずだ。
人が被害を受けて、法が残る?
一法功成りて万民枯る?
(一将功成りて万骨枯る)
冗談じゃない!
何よりも、現状に則さない法律に縛られ、
緊急立法措置を怠っている政府・官僚に最大の罪がある。
欧米諸国なら、暴動が起きてもおかしくないとおもうのだが。
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