へらぶな 恐るべし!

鮎原人

2010年03月14日 00:00

荒瀬の引き釣りでは、0.6以上の太糸を穂先から通しで使う原人は、ヨリモドシにスイベル噛ませて置く。   特に金属糸で釣るときは、返し抜きを多用すると編み付け結束部でキンクする事が多いので、必須アイテムだ。    ふと立ち寄った釣具屋で(毎日ふと立ち寄る訳だが(爆))、 何か無いかなぁと物色していると、今まで見向きもしなかった「へら」コーナーになぜか吸い寄せられた。    つり棚をジーっと眺めていると、ピカッと閃いて目に飛び込んできたのがこれだ!   「へら あわせクッション」  スイベル付きのシリコンラバー一体型で、伸びきらないようにコブをつけてある(コブにそんな効果があるのか?)   何が閃いたのかと言うと、昨年定期的に送られてくる「アユツール」さんの会報に、シリコンチューブの前後にスイベルつけて、ヨリモドシ兼ソリッド穂先効果を持たせたアイテムの作り方が紹介されていたが、その類型を見た気がしたからだった。     アユツール記事を読んだ当時、作ってみたのだが、面倒で挫折、その後すっかり忘れていたのだが、荒瀬の大アユ釣りにもしかしたら役立つのでは? と考えた。    原人の悩みは、荒瀬で掛けてぶち抜く時、どうしても掛かりキズが大きくなること。    硬い竿なので、身切れも多発すること。    バカも短め(九頭龍の立ち込み時の癖)なので、溜が効かないことだ。    バカは今シーズン1m以上とって溜が効く釣りを目指そうと思うのだが、それとは別に、短バカ時に微妙に合わせ時のクッションが欲しいと思っていた。   なんせフナヤの撃龍竿だから衝撃は一気に伝わり、渓流相の長良では焦る。    だからナイロンを多用するのだが、耐久性が乏しい。    水キレはフロロやメタルの方がいいので、強さと瞬時の延び=しかも必要以上に伸びない=方法が無いかと思案していた。    替え穂のソリッドと言う手はあるが、引きの操作性が落ちるような気がするし、大アユには向いて無さそう。    もっと安く、お手軽な方法はないかと。   この合わせクッションなら、ひょっとしてという気がしている。    脇を見ると更に驚いた。   「クッションスイベル」  という製品もある。   こっちは伸びはさほど無さそうだが、より超硬向きか?    一瞬の高切れを防止してくれそうだ。    どちらも今シーズン、一度は使ってみたいアイテムだ。    自分が欲しかった物が既に有る。
  へらぶな、恐るべし!


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