目カンDXType2の伝道師

鮎原人

2009年09月04日 09:30



常用するなら目カンDX(編み付け仕様)だが、いろんなポイントに探りをいれてみたいような川では、ノーマル鼻カンがとりあえず楽である。手返しは早いし、勘で刺しても結構鼻を貫く。その点目カンは、外科医が手術するような慎重さwを要する。そうしないと目に刺さるからだ(爆) だからいいとこ取りの着脱式Type2。
刺す位置は、上瞼の頂点よりやや後方。北緯80度くらい。前側に刺してしまうと、軟骨を通過出来ず、反対の目に出せない。
軟骨はやや後方にあるようだ。
ハウス型にしてから、頭の抱き込みがフィットして、鮎も『快適!』って言ってる (爆)

写真で見ても判るが、目カン針が魚体左に出ている。これは原人が右利きだからだ。
もちろん左から刺すことも理論的には可能だが、鼻カンとは違い、相当困難だと思われる。
左利きの方は、左専用の目カン(フックの向きが逆)を作成されることをお勧めする。

このType2、見ての通りの着脱式故、超入れ掛かり時にはノーマル鼻カンにいつでも戻せる。だから釣りの幅が広がる。それに元来が背カンなので、いつでも背カンとして使用できる。


朝から天気が悪く、水温も上がらない。追いもなく、囮も弱って、午前中ノー和了。もしかして、ボー? と、背筋が寒くなってきた時、ヘチでチビ鮎が群れている。なんとかこの天然を掛けることができれば・・・でもこのヨレヨレ囮ではカミに泳がないし、困った困った・・という時、ケースから取り出すType2。
『お願いします。頼んます。背カン様』と、祈るような気持ち、いやいや、実際祈って、もう痕跡の見つけにくい追い星の上に刺す。
真後ろからヘチにそっと放すと、案の定じっとしている(爆)。そこでもう一度、『お願いします。頼んます。背カン様』と祈って、ちょいちょいと刺激を与え続けると、何と不思議、次第にカミに泳ぎ始めるではないか。もうあとはこの状態を崩さないように、慎重に竿をコントロール。糸角度90度を過ぎ、泳がせ角度に入り、カミ60度位になった時、グリグリギラ~ンと神が降臨する!
原人何度このパターンで助けたれたことか。小さくても天然、そこから怒濤の追い上げで短時間でツ抜けって事も。ヘチだって大型も居る。大型取ったら、瀬でリベンジするのである! 夕まずめの入れ掛かりで大満足の一日。落日を背に、目カンをギュット握りしめる。ロマンだなぁ www!


だから、こんなドツボに填ったご経験のある鮎師にこそお勧めなのである。
ただ言わなければいけないのが、こんなレスキュー欲しい時のハリはイカリは厳禁!根がかったら弱るし場所潰すし復活は望めない。迷わずハラハラヤナギ、マツバ、一本バリのどれかを選択する。
原人どれかを常用しているから別に困らないが、これから目カン族になる方々は、併せてイカリの幻想を捨てることを期待する。
ついでにタモの幻想も。テッサンをお勧めする! 原人今シーズンタモを2つ処分した(単に流しただけ~総額4万超) 来期はチャラ場テッサン勝負だ! 脱線した・・・ (,_'☆\ バキ

・・・

確かにイカリの方が掛かる場合もある、しかし背掛かりでないとペースが落ちやしませんか? 『え?そんなこと無いよ』 あなたは名人です。クリックだけして、早く他のブログに行ってください。
『そういえばそうだなぁ』と思われたあなた、上記、『シングル針』系を是非お試しあれ。そうそう、針先の研ぎと、重さ、巻き方、ハリスのバランスは重要です。楽しい練習あるのみ(笑) 

詳しくは過去記事、コメントを読破してくださいね。


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