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2011年03月14日
震災で、インターネットにできること。
鮎原人の思い:せめて鮎資金を義援金に!
今回の震災で一番役に立った連絡方法はSkypeでした。
震災直後、東京に居る弟の携帯に連絡したら、全く通じず、
Skypeに接続したところ、丁度シンガポールに居た弟と連絡がつき、
その周囲に第一報を連絡でき、逐次チャットで情報伝達できたこと。
カナダに居る長男とは、スカイプでチャットしつづけ、
生の日本の状況とお互いの意見交換が、時間無制限でできたこと。
USTREAM始め、ネット放送は、日本の地上波が到達しない地域に生の民放を放映できたこと。
それと、このブログ。
読者のtamaさんの安否が確認できたのもここでした。
更に、数々の情報共有。
義援金の呼びかけもその一例でしょう。
つまりインターネットが真価を発揮しています。
直接救助はできないまでも、情報共有・災害支援のバックアップには確実に役立っています。
ネットにできること。
それはまだまだあります。
善意のネット利用は、
必ず、社会の役に立ちます。
核攻撃にも耐えうる分散通信手段として開発されたインターネット。
今回の大震災に対しても、大いに役立ってもらいたいです。
ただ、この溢れる情報を、通信手段の乏しい被災地の皆さんにどう利用していただくか。
例えば、衛星通信施設を各避難所に準備しておく処置等が、必要でしょう。
しかし今は、災害の真っ最中です。
これ以上の災害拡大を抑え、日本が前に向いて歩き出せる時を祈るばかりです。
心は一つ。
今回感じているのは、消防団、災害救助隊、警察、自衛隊、各国軍の貢献、医療関係者の尽力。
遠隔地で手をこまねいている私の代わりに、直接救助活動をして頂いている人々。
自衛隊や米軍はじめ、軍がこんなに頼もしく思ったことはこれまでありません。
それと、命を賭して、原発事故封じ込めに当たられている担当者、特殊部隊の皆さん、
全く頭が下がります。
数日経て、当局や東電の対応に対する批判も聞こえ始めました。
しかしマスコミは当事者の揚げ足取りになりかねない中傷をしている暇があったら、
現場で生命を賭して尽力している人々に心を傾けるべきです。
電車が止まろうが、電気がとまろうが、
原発で被爆しながら作業に当たっている人々の、
この国を守ろうと立ち向かっている勇気や苦労に比べたら、
我慢できないことがありましょうか。
心は一つ。

Posted by 鮎原人 at 18:01│Comments(0)
│大震災