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2011年03月29日

安定ヨウ素剤

いわき市については、

3/18日のtamaさん@いわき市のコメントにもあるように、

安定ヨウ素剤の配布に係る市長メッセージ

だった。

他の地域ではどうだったのか?

勝間和代は、3/26の朝までテレビで、「放射性ヨウ素と言っても、幼児が甲状腺癌になる程度で、大したことない」
と暴言を吐いた訳だが(前後の文脈を録画で確認した結果、やはり許しがたい。世のカツマーさん、どうよ?)、

政府も、「即座に危険という訳ではない」 との繰り返しだった。

そりゃ、即座にガンになる人はおらんからね。

放射性ヨウ素131の場合は、半減期(無くなるのではない)が8日で、
原発から内部圧力がベント(放出)されたのが13日、
だったらその時に安定ヨウ素剤を予め配っておくべきだった。
間に合わなかったのか? 不作為なのか?

更に今後、内閣官房はベントの可能性に言及している。
今度は安定ヨウ素剤を事前に配るのかどうか?

政府の危機管理能力は?
圏内であろうが無かろうが、配れば済むことではないか?
鮎原人の暴言だったようです。

自治体任せじゃ、駄目だ!


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この記事へのコメント
ヨード剤の配布については僕は反対します。
確かに甲状腺ガンの予防には効果があることは認めますが、危険性についでももっとアピールすべきと考えます。
予防にと過剰に飲み過ぎると甲状腺機能低下症を引き起こす可能性が出てきます。
もっと恐ろしいのはヨード過敏症であった場合です。ショックで心停止も最悪考えられます。薬剤を飲んだ場合は長時間の影響が見られ処置が手遅れになるケースもあります。充分に医師の監督下で観察すべきと考えます。よっていわき市長のとった行動は危険性を感じます。厳密に言えば薬事法違反だと思います。
Posted by JIN at 2011年03月29日 19:32
JINさん>
ご指摘ありがとうございます。
大変勉強不足でした。

少し調べたものをUPします。

まず、取り扱いを例示します。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

(財)原子力安全研究協会

---
安定ヨウ素剤の服用は、40歳未満の者を対象とする。
40歳以上では、放射線被ばくにより誘発される甲状腺発がんのリスクが認められないことから服用対象者とはしない。

特に新生児、乳幼児や妊婦の服用を優先させる。
乳幼児は、甲状腺濾胞細胞の分裂が成人に比べて活発であり、放射線によるDNA損傷の影響が危惧され、安定ヨウ素剤予防服用の効果もより大きい。すなわち、放射性ヨウ素の内部被ばくによる若年者の甲状腺がんの発生確率が成人に比べて有意な増加が認められていることおよび胎児の被ばくを考慮し、優先的に服用させる必要がある(Q4)。胎児の被ばくを低減・阻止する目的で、40歳以上の者であっても、妊婦の場合は服用の対象とする。

以下の者は安定ヨウ素剤の服用対象者から除外する。
40歳以上の者
ヨウ素摂取により重い副作用が発生する恐れのある者
ヨウ素過敏症の既往歴のある者
造影剤過敏症の既往歴のある者
低補体性血管炎の既往歴のある者または治療中の者
ジューリング疱疹状皮膚炎の既往歴のある者または治療中の者
服用除外者への対応措置の必要性については、全員に説明を行い、個別に対応する(Q5,Q6)。
屋内退避や避難が自発的にできない災害弱者などで、服用の対象となる者に対しては、あらかじめ対応措置など準備する(Q7)。
安定ヨウ素剤の服用により副作用が発生する恐れがあるため、服用に当たっては、十分に副作用に留意する(Q8、Q9、Q10)。
---

JINさんが危惧されているのは、上記のような弊害のことですね。
ですが、危機的状況では服用をすべきだと思います。
問題は服用方法ですね。

私の、「配れば良い」 発言は、全く不適切でした。
素人考えで煽ったという事でしょうか。

では、IAEAも有効と認めているレベルとは、どういうレベルなのでしょうか?

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

他の資料は以下

原子力安全委員会
原子力施設等防災専門部会 の資料によると(抜粋)
---
(4) 退避や避難の介入レベルに関して、不利益と利益の釣合い(以下「リス
ク・ベネフィットバランス」という。)を考慮して、IAEA SS-109(14)
で用
いられた計算の方法で、安定ヨウ素剤の服用における防護上の介入レベルを
試算すると、放射性ヨウ素の吸入による甲状腺被ばくが、50 mGy 以上の
時に、安定ヨウ素剤を服用すると、副作用のリスクを上回り有益となる。こ
の50mGy は、外部被ばくに対する試算結果であり、内部被ばくに比べ厳し
いもの(介入レベルとしてより低い線量となる。)である(参考資料Ⅲ)。
等を踏まえ、
我が国における安定ヨウ素剤予防服用に係る防護対策の「指標」として、性
別・年齢に関係なく全ての対象者に対し一律に、放射性ヨウ素による小児甲状
腺等価線量の予測線量100 mSv を提案する
---

が決まっています。

問題はその実行を誰がどのような判断基準で行うかですね。

いわき市長の選択は、たとえ薬事法違反と知っていても(多分自己責任で服用するのなら薬事法違反にならない可能性がありますが)、彼は配布という行動を起こしたのではないでしょうか。

この二重苦三重苦の時に、平時の運用基準を誰が保証するのかが問題。
むしろ大切なのは、その瞬間の判断の良否ではなく、日常的に放射能の危険性とその防御策としてのヨウド剤の使用基準に関し、行政指導と周辺住民の理解を深めておかないと行けないという事でしょうか。

さて、では今回は政府はどのように動くのでしょう? 
注視したいですね。
Posted by 鮎原人 at 2011年03月29日 20:16
もちろん市長を訴えたりする人はいないと思うしいたたまれなくなって行った行為だと思います。
現在の空気中のヨウ素レベルですと放射性物質を体内に取り込むとしても低レベルと考えます。
今後爆発等あって大量に飛散が考えられる場合に専門家がこのエリアの方は飲みましょうといった広報が必要と考えます。原子炉自体が爆発するとヨウ素がガス化して高濃度のヨウ素が周辺な噴出するケースと高濃度の飛散物が確認されたケースが適応となるのではないでしょうか。
気休めを言うつもりはありませんが大陸内部で生活している人種に比べ東アジアの人々はヨウ素摂取量が極めて高いものがあります。ロシアやモンゴルとかはヨウ素欠乏症と呼ばれるような病気があるくらいヨウ素が採れない人々もいます。このような人々の場合を考えると取り込んだヨウ素がほとんど甲状腺に集まってしまいます。それに比べると日本人は体内に取り込んだヨウ素が20〜40%位しか甲状腺に集まりません。
鮎原人さんのブログは読者も多く書き込むのもはばかられますが私なりに勉強し理解している事を書かせて頂きました。
Posted by JIN at 2011年03月29日 20:54
JINさん>
JINさんのお気持ち、よくわかりました。
それと、直接メールではなく、コメントで表明していただいたこと、感謝します。
間違いを指摘いただき感謝します。

人種による体内ヨウ素濃度ですが、
確かにチェルノブイリ周辺の方と日本の方のヨウ素保有率は差異があるようです。
問題はその差異が、今回の放射性物質飛散濃度とくらべて、有意な差になるのかどうかということでしょう。
まさか、日本人は抵抗力が高いから20kmで十分だということでしょうか?

問題はもう一つ。

スピーディのシミュレーション結果を差して、「そのまま公開するには影響が大きすぎる」と言われて、公開されてないこと。これが、「本当は相当量の飛散があって、政府は隠しているのではないか」という疑心暗鬼です。

当然放射能は目で見えませんので、個人で濃度を判断して薬剤を服用することは不可能です。
だから、過剰な心配をしがち。
情報を独占している、東電・政府には、真摯に対応して貰いたいです。
Posted by 鮎原人 at 2011年03月29日 21:17
いわき市より現場のtamaがお伝えいたします

安定ヨウ素配布に市民は
本当の原発情報が出ているのか疑わしい中で万が一の放射能放出に危機感を持っている市民は安定ヨウソの配布を当然と受け止めています。

多数ある自治会に対象者名簿を配り飲用時期や飲用方法を徹底させる文章を添付また個々に説明をし誤飲用防止には注意をいたしました。
避難者や不在者が多くいる中での配布は自治会にも多くの労力の動員が有りました。
配る方はほとんど飲用対象年齢を超えているかたがたでしたが将来の社会の中心になる若者のためにと駆け回っていました。

配布時期が自治体の危機意識の程度を示す指標だとおっしゃる方もいらっしゃいますが配布を決断した我がいわき市長を責める言葉は被災の現場では聞くことはありません。

今これを書き込んでいるPCからF1原発1号機の炉心まで42.3kmと微妙な距離ですがここまで避難勧告が出ないことを祈るばかりです。
ただし発表される情報がすべて正しいとは思っていないのでこれから先も混乱は予想されます。

降り注ぐ見えぬ恐怖におびえるよりガソリンがないと言って行列をしている被災現場の我々は距離をおいて見ている方々にはかなりノーテンキに見えるんではないでしょうか。
故郷を離れたくない思いと故郷を離れなければならないかもと非常持ち出しを用意して葛藤しジレンマに耐え情報に聞き耳を立てその情報の信憑性にさえおびえています。

こんな市民の中には
今朝早く近所の方がF1原発のタービン建屋の作業に行くと車に乗り込んでいました。
見送りの奥さんは「頑張って」と言葉をかけていましたが・・・・・
まわりにいた私たちはかける言葉がなく涙があふれるばかりでした。
ドラマでしか見たことが無いような場面が現実に起きているのです。
F1の作業に行く方に比べたら私はまだまだ距離があるようです。
Posted by tama at 2011年03月30日 08:38
tamaさん>
無許可ですが、記事として UP させてください (泣)
Posted by 鮎原人 at 2011年03月30日 09:14
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安定ヨウ素剤
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