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2008年06月29日
手巻き楽ちん機
ハリを巻く際、通常は下記のようなイカリ巻き機を使う。
これで大体のハリはOKなのだが、
短軸のハリや、ロングテーパーの場合、
フトコロまで巻ききれない事が多い。
・・・8号以上の太軸のハリも台座穴に入らないから、全然ダメアルネ.
みんなどうしてるんだろう? 大針イカリは使わないって?? 俺は12号イカリまで持ってるぞ!(マスコットとして。ハリスは5号! ハリス留めの穴がバカになります (。_・☆\ ベキバキ だから多分逆針一体型のイカリでないと実用的でない)
話が大幅に逸れました\(__ ) ハンセィ
フトコロまで巻こうとすると、一々ハリを避けながらジグザグに手を動かさなければならないし、
時々針先に根巻き糸が触れて、ヒヤっとする(^^)
そして時々、ジャキッと切れて、完成間近にして崩壊の憂き目に遭う(^^;;
そんなことは無いだろうか。

だからそういうときは手巻きするのだが、
手巻きの難点は
形が不揃いになりがち、
持ち手側の指の力頼みなので、疲れる、
強く巻こうとすると、余計に疲れる、
何回か巻く内に、待ち手の親指の爪が摩耗して使えなくなる、
など。
利点は、二方向に畳んで巻く為に、フトコロ付近に来たとき、
根巻き糸を針先から避がしやすい事!
だからハリ形状によっては、絶対手巻きしたいし、8号以上のイカリは手巻きでないと不可能。
それと、遠征先でハリを巻く時、特に車内では、イカリ巻き機ではとてもやりずらい。
一々台座にハリをセットするのは室内照度が足りないのと、そもそも面倒、というか穴がよく見えない。
イライラが募り、肩も凝り、目も疲れる。よってよく眠れる (。_・☆\ ベキバキ
やはりイカリ巻き機は机上の道具である。
やがて思いついたのがこれ↓

お得意の既存品利用(^^;
1.ホームセンターで小型のクリッパー?を買う(200円以下)
・・・先が曲がったやつの方が、ハリをつかみ易い。
2.シリコンチューブの適当なのを買う。必要なのは10cmくらい(数十円)
3.クリッパーの先に被せる。
4.抜け防止に先端の弛みをホチキスで留める
・・・使いすぎて内側が背掛かりの跡みたくなってマス^^;)
・・・痛んだとき交換したいので、決してボンド着けしては駄目。
5.握り部分の板バネを外す。でないと勝手に開いてしまう。
・・・別に両方外してもいいが、工程をわかりやすくするため片方残した
以上。
使用方法
まず、普通に手巻きする。
手巻きの解説は不要ですね(^^)

往路の半分ほど手巻きして、形状が安定したら、
クリッパーで挟む。(ホチキス留めした先端が良く判ります)
この様子を見て頂いてお分かりのように、
手巻きの場合は、数本まとめてつかんでも、指の弾力が上手くハリをまとめてくれて、
必要以上に強く挟み込まないため、崩れずに「掴める」事。
だけど先が裸のクリッパーでは金属が硬くて、強く握るとハリ同士の立体構造(中心が糸で周りがハリ軸)を崩してしまう。緩く握るとすべって役に立たない。
そこで思いついたのが、上記シリコンカバー。
シリコン付きで握ると、多少の握り深さが出て、握り込みがしっくりきて最高。
ハリも崩れず、ズレず。それと元来工具だから握りやすく力もかからないから楽。
あとは巻く側と握る側の力加減を適当にバランスとって、出来るだけ強く巻く。(後で十字にするときに緩むから)
それと大事なコツが。
十数回巻く毎に、形状を確認して、糸がセンターにあるかも確認しながら、軸をツマミなおして、握り直して整合しながら巻くこと。
そうしないと、巻き終わったとき、緩くて隙間だらけの仕上がりになってがっくり(x_x)
シリコンの保持力が高いので、挟み込んだ初期形状のままで巻ききってしまい、隙間もそのままになってしまう。
だから納得がいくように調整しながら巻きます。
あと、最後に開いて形を作るとき、軸が回転する為、下巻きの段階でチモトまで巻きすぎると、根巻き糸が外れます。
少し余すとGood!
最後は4本開いて、掛け結びをして、アロンして完成。
強く巻けずに心配な場合は、ツノの先端に焼き玉作っておくと、すっぽ抜け対策になります。

どうですか?結構キレイでしょ (^_^)v
そうそう、手巻きの利点を最後にもう一つ。
手塩に掛けて巻いたハリなので、一尾一尾、大事に釣る事ができますよ!ヾ(^v^)k
これで大体のハリはOKなのだが、
短軸のハリや、ロングテーパーの場合、
フトコロまで巻ききれない事が多い。
・・・8号以上の太軸のハリも台座穴に入らないから、全然ダメアルネ.
みんなどうしてるんだろう? 大針イカリは使わないって?? 俺は12号イカリまで持ってるぞ!(マスコットとして。ハリスは5号! ハリス留めの穴がバカになります (。_・☆\ ベキバキ だから多分逆針一体型のイカリでないと実用的でない)
話が大幅に逸れました\(__ ) ハンセィ
フトコロまで巻こうとすると、一々ハリを避けながらジグザグに手を動かさなければならないし、
時々針先に根巻き糸が触れて、ヒヤっとする(^^)
そして時々、ジャキッと切れて、完成間近にして崩壊の憂き目に遭う(^^;;
そんなことは無いだろうか。

だからそういうときは手巻きするのだが、
手巻きの難点は
形が不揃いになりがち、
持ち手側の指の力頼みなので、疲れる、
強く巻こうとすると、余計に疲れる、
何回か巻く内に、待ち手の親指の爪が摩耗して使えなくなる、
など。
利点は、二方向に畳んで巻く為に、フトコロ付近に来たとき、
根巻き糸を針先から避がしやすい事!
だからハリ形状によっては、絶対手巻きしたいし、8号以上のイカリは手巻きでないと不可能。
それと、遠征先でハリを巻く時、特に車内では、イカリ巻き機ではとてもやりずらい。
一々台座にハリをセットするのは室内照度が足りないのと、そもそも面倒、というか穴がよく見えない。
イライラが募り、肩も凝り、目も疲れる。よってよく眠れる (。_・☆\ ベキバキ
やはりイカリ巻き機は机上の道具である。
やがて思いついたのがこれ↓

お得意の既存品利用(^^;
1.ホームセンターで小型のクリッパー?を買う(200円以下)
・・・先が曲がったやつの方が、ハリをつかみ易い。
2.シリコンチューブの適当なのを買う。必要なのは10cmくらい(数十円)
3.クリッパーの先に被せる。
4.抜け防止に先端の弛みをホチキスで留める
・・・使いすぎて内側が背掛かりの跡みたくなってマス^^;)
・・・痛んだとき交換したいので、決してボンド着けしては駄目。
5.握り部分の板バネを外す。でないと勝手に開いてしまう。
・・・別に両方外してもいいが、工程をわかりやすくするため片方残した
以上。
使用方法
まず、普通に手巻きする。
手巻きの解説は不要ですね(^^)

往路の半分ほど手巻きして、形状が安定したら、
クリッパーで挟む。(ホチキス留めした先端が良く判ります)

手巻きの場合は、数本まとめてつかんでも、指の弾力が上手くハリをまとめてくれて、
必要以上に強く挟み込まないため、崩れずに「掴める」事。
だけど先が裸のクリッパーでは金属が硬くて、強く握るとハリ同士の立体構造(中心が糸で周りがハリ軸)を崩してしまう。緩く握るとすべって役に立たない。
そこで思いついたのが、上記シリコンカバー。
シリコン付きで握ると、多少の握り深さが出て、握り込みがしっくりきて最高。
ハリも崩れず、ズレず。それと元来工具だから握りやすく力もかからないから楽。
あとは巻く側と握る側の力加減を適当にバランスとって、出来るだけ強く巻く。(後で十字にするときに緩むから)
それと大事なコツが。
十数回巻く毎に、形状を確認して、糸がセンターにあるかも確認しながら、軸をツマミなおして、握り直して整合しながら巻くこと。
そうしないと、巻き終わったとき、緩くて隙間だらけの仕上がりになってがっくり(x_x)
シリコンの保持力が高いので、挟み込んだ初期形状のままで巻ききってしまい、隙間もそのままになってしまう。
だから納得がいくように調整しながら巻きます。
あと、最後に開いて形を作るとき、軸が回転する為、下巻きの段階でチモトまで巻きすぎると、根巻き糸が外れます。
少し余すとGood!
最後は4本開いて、掛け結びをして、アロンして完成。
強く巻けずに心配な場合は、ツノの先端に焼き玉作っておくと、すっぽ抜け対策になります。

完成品
どうですか?結構キレイでしょ (^_^)v
そうそう、手巻きの利点を最後にもう一つ。
手塩に掛けて巻いたハリなので、一尾一尾、大事に釣る事ができますよ!ヾ(^v^)k
Posted by 鮎原人 at 08:00│Comments(4)
│鮎道具箱
この記事へのコメント
こんばんは。
「だ。である。」調が、途中から「です。ます。」調に変化してます。
この間にどんな心境の変化があったのかが興味深いです(笑)
毛バリもそうだけど、キレイに巻けるようになるまでには、
相当な失敗作品ができそうです。
「だ。である。」調が、途中から「です。ます。」調に変化してます。
この間にどんな心境の変化があったのかが興味深いです(笑)
毛バリもそうだけど、キレイに巻けるようになるまでには、
相当な失敗作品ができそうです。
Posted by 組合員No.218
at 2008年06月29日 19:43

下書きして塩漬けしておいて、改訂しているうちに、文体にも変化が...(^^;
心境の変化と言えば、「今日は、とても機嫌が良い」と言うことです!
(少年野球で、愚息が4打数4安打2ホームラン(3ラン、2ラン)、1タームリー、更に1セーブの活躍で激勝したので)
世の中、平和でありますように(祈)。
昨日までは腕が腫れてイライラしてましたよ。肘の内出血、全然直らない...
このままじゃ、包帯巻いて大会出場かなぁ?
イカリ巻きの失敗作も結構あります。型くずれが大半。でもアロンで固めて、一発勝負(一尾掛けたら即交換)して、ガンバッテ消費させましたよ。
掛かりは余り変わらないと思うけど、ハリが雑だと「どうせ掛かんねぇや」という気持ちで釣るので、やっぱ掛かりません(笑)。
心境の変化と言えば、「今日は、とても機嫌が良い」と言うことです!
(少年野球で、愚息が4打数4安打2ホームラン(3ラン、2ラン)、1タームリー、更に1セーブの活躍で激勝したので)
世の中、平和でありますように(祈)。
昨日までは腕が腫れてイライラしてましたよ。肘の内出血、全然直らない...
このままじゃ、包帯巻いて大会出場かなぁ?
イカリ巻きの失敗作も結構あります。型くずれが大半。でもアロンで固めて、一発勝負(一尾掛けたら即交換)して、ガンバッテ消費させましたよ。
掛かりは余り変わらないと思うけど、ハリが雑だと「どうせ掛かんねぇや」という気持ちで釣るので、やっぱ掛かりません(笑)。
Posted by 鮎原人
at 2008年06月29日 21:07

こんにちわ
昔の形の針を使ってますがバイスにうまく固定できないのは同じですね!
私は手に持って巻くところまでは同じですがその後ツリックスのガッチャンバイス(大昔の)に固定してきつく巻きそのままアロンをつけて完成です。
チラシの逆針もツリックスノのパイプとアロン!!
私を含めて錨バイスに固定できない針を使ってるってイロモノ鮎師ばかり!?
昔の形の針を使ってますがバイスにうまく固定できないのは同じですね!
私は手に持って巻くところまでは同じですがその後ツリックスのガッチャンバイス(大昔の)に固定してきつく巻きそのままアロンをつけて完成です。
チラシの逆針もツリックスノのパイプとアロン!!
私を含めて錨バイスに固定できない針を使ってるってイロモノ鮎師ばかり!?
Posted by 玉二郎 at 2008年09月14日 13:00
玉二郎さん
こんにちは
古い記事を閲覧いただき、まずは感謝 <(_ _)>
>ツツリックスのガッチャンバイス
>ツリックスノのパイプ
ヤフオクで見たことあります!
入札しませんでしたが(^^;;
ツリックス、一世を風靡しましたね。
私が鮎を始める前に、倒産してしまいましたが(^^;;
大橋昭司氏は今どうしているのでしょうね
>私を含めて錨バイスに固定できない針を使ってるってイロモノ鮎師ばかり!?
ツリックスのハリ、オークションで大量に購入してます。
今風の錨バイスに固定できなかったので(笑)、手巻きです。
拘ると、既存の道具から逸脱して、ユニークな工夫が始まるのは、
趣味としては正常な進化ではないでしょうか (笑)
(家族からは変人扱いですが...爆)
今思うと、ツリックスの「長良タイプ」のハリを巻きたいが為に、
手巻きを習熟したようなもんです、ハイ。
チモトが短いので、錨巻き機では巻ききれないんですね!
だから手巻きで着実に。
でも、錆防止用だかなんだな、油っぽいハリなので、
巻く時どうも滑っていけませんし、アロンの効きも落ちるのではないかと。
今は、大鮎用チラシハリはGRAN の ASTEA の長良タイプに落ち着いています。大鮎錨用はがま長良ですね。
話は変わりますが、
フナヤさんのHPに、玉二郎さんからの感謝状が掲載されているのを拝見しました。
フナヤファンとしては、嬉しい限りですよ。
ちなみに小生は昨年感謝メールを送り、「愛知県のM氏」で掲載されておりました。
いずれどこかでコラボできると楽しいですね!
不都合でなかったら、当ブログから小生宛にメールください。
こんにちは
古い記事を閲覧いただき、まずは感謝 <(_ _)>
>ツツリックスのガッチャンバイス
>ツリックスノのパイプ
ヤフオクで見たことあります!
入札しませんでしたが(^^;;
ツリックス、一世を風靡しましたね。
私が鮎を始める前に、倒産してしまいましたが(^^;;
大橋昭司氏は今どうしているのでしょうね
>私を含めて錨バイスに固定できない針を使ってるってイロモノ鮎師ばかり!?
ツリックスのハリ、オークションで大量に購入してます。
今風の錨バイスに固定できなかったので(笑)、手巻きです。
拘ると、既存の道具から逸脱して、ユニークな工夫が始まるのは、
趣味としては正常な進化ではないでしょうか (笑)
(家族からは変人扱いですが...爆)
今思うと、ツリックスの「長良タイプ」のハリを巻きたいが為に、
手巻きを習熟したようなもんです、ハイ。
チモトが短いので、錨巻き機では巻ききれないんですね!
だから手巻きで着実に。
でも、錆防止用だかなんだな、油っぽいハリなので、
巻く時どうも滑っていけませんし、アロンの効きも落ちるのではないかと。
今は、大鮎用チラシハリはGRAN の ASTEA の長良タイプに落ち着いています。大鮎錨用はがま長良ですね。
話は変わりますが、
フナヤさんのHPに、玉二郎さんからの感謝状が掲載されているのを拝見しました。
フナヤファンとしては、嬉しい限りですよ。
ちなみに小生は昨年感謝メールを送り、「愛知県のM氏」で掲載されておりました。
いずれどこかでコラボできると楽しいですね!
不都合でなかったら、当ブログから小生宛にメールください。
Posted by 鮎原人 at 2008年09月14日 13:58