ナチュログ管理画面 淡水釣り 淡水釣り 東海 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
ブログ作成はコチラ
あなたもナチュログでアウトドア生活を綴ってみませんか?
アクセスカウンタ
プロフィール
鮎原人
鮎原人
福島で鮎釣りができる、普通の日々が訪れるのを祈って。
お便りはこちら
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 11人
Information
アウトドア用品の
ご購入なら!

にほんブログ村 釣りブログ 鮎釣りへ にほんブログ村 釣りブログ 大鮎釣りへ

スポンサーリンク



上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

Posted by naturum at

2011年04月27日

チェレンコフ現象

~原発の中を覗いたことが無い、多くの人々の為に~

ふと、wikipediaで調べてみた。


アメリカ/アイダホ国立研究所内にある新型実験炉で観測されたチェレンコフ放射の例

~チェレンコフ放射(チェレンコフほうしゃ、Čerenkov radiation、Cherenkov radiation)とは、荷電粒子が物質中を運動する時、荷電粒子の速度がその物質中の光速度よりも速い場合に光が出る現象。チェレンコフ効果ともいう。このとき出る光をチェレンコフ光、または、チェレンコフ放射光と言う。

~小柴昌俊によるカミオカンデやスーパーカミオカンデなどでは、円錐状に広がるチェレンコフ光を捕らえることによりさまざまな研究を行う。そのチェレンコフ光がニュートリノにより散乱された電子により発生したのであれば、チェレンコフ光の観測結果から電子の運動方向や速度が分かり、それらからニュートリノの飛来方向などを計算することができ、ニュートリノが観測できる。

知らなかった。小柴博士の大発見も、この現象を利用していたなんて。

それにしても不気味な青だ。  

Posted by 鮎原人 at 15:45Comments(9)大震災

2011年04月27日

留学生が帰ってきたw

母国からの勧告で帰国したフィンランドの留学生

自分の意思で戻ってきましたw

「日本が大好きだから」 と

手続きを一時帰国にしてのリターン、就学ビザ無効になっちゃうからね

明確に「戻る意思」を持った帰国

母国の両親を説得しての再来日

名古屋でフィンランドのきれいな女の子見かけたら、

それは彼女かもw

PS
家のカナダの留学生は、帰国後バイトして再来日費用を貯めている模様。
なんとしても富士山に登りたい、と。
オイラ、高山病に弱いから、留守番してるから Baki!  

Posted by 鮎原人 at 12:00Comments(0)大震災

2011年04月26日

日本の自然放射線

日本地質学会のHPにありました

一時間あたりのグレイ値


これを見てびっくりする方もいらっしゃるかもしれませんが、
見たからといって、直ちに健康に影響があるわけではありません。

逆に、これぐらいの差があっても、全然問題ないレベルってことですね。

なので、風評を恐れるor流される人は、
ひとつの基準として考えてみては如何でしょうか?

図表中の単位はグレイ=シーベルトです。
一時間あたりなので、ざっと一万倍して貰えれば、
一年間のシーベルトになります。
多い地域で約1mSv/年ですね。

1mSv/年ならば問題ないっていう根拠のひとつはこの辺からなんでしょうが、
食物、水、宇宙線の影響を考えると、この2倍程度は黙っていても浴びているかもしれませんね。

問題は、あぶない量がどれくらい(閾値)からなのかがわからないことです。
10mSvと言ってみたり、20mSvと言ってみたり・・・
その、「危ない」の定義もよくわかりません。
人によっては、体の耐性がつく(活性酸素耐性)ので、ある程度の放射線は体に良い(運動と同じ)と言ってみたりしますが(毒も少量なら薬になる例)、果たしてどうなんでしょうかねぇ。
民間療法で毒が薬になるって言ったら、当局に摘発されるんでしょうが、放射能が少量で体に良いって言った学者が摘発されたっていうのは聞きませんが、当局が忙しいだけ? 事実なの?

いえいえ、皆さん、自分の頭で考える癖をつけましょう。

原発と関係ない東北地域からの瓦礫受入に反対する あ な た ?
あなたの地域の自然放射線の方が全然高かったりしませんかね?

この記事がデマにあたるようでしたら、当局に通報しましょう。  

Posted by 鮎原人 at 15:50Comments(3)大震災

2011年04月22日

シーベルト

出典:シーベルト-Wikipedia

年間線量


国が基準とした20mSv/年がどれくらいのものなのか知りたくて調べました。
今回の政府の基準は、空間線量(外部被曝)のみを対象にしていると、文科省の担当から驚愕の話がありましたので、
実際の被曝線量は、内部被曝と食物からの被曝を考慮すると、
外部被曝だけで20mSv/年では、内部被曝等が加わることを考慮すると単独では多すぎ、外部被曝単独ではせめてその半分から1/4を目安とすべきでしょうか。
そうすれば総合被曝で20mSv/年未満になりそうです。
なぜ少なめに見積もるかと言うと、どうせ知らず知らずのうちに被曝は増えるからです。

その20mSv/年はどの程度か、上記の表を見ての通り、
ブラジル・ガラパリの人(10mSv) の倍、
タバコ一日1.5箱/年の13-60mSv との比較範囲かなと。
タバコの発がん危険性は吸わない人の数倍とか。

ちなみに日本でも地下鉱物の影響で自然放射線量が多い地域はあります。
風評被害になるといけないので公表しませんが、本州のどこかと言っておきましょう。
福島ではありません。

---

さて、
問題なのは、上記表は信じるとして、
政府の発表する数値が果たして正しいのかどうかです。

まず、文科省の公表数字は空間線量(外部被曝)のみだったことは、放射線の危険認識が前時代的です。
昔は原爆基準と言って、空間線量による被曝の疫学調査結果しかなかったようですが、
今では内部被曝も大変危険だというのが学会の定説です。

政府の発表が空間線量基準だとすると、その基準の古さに驚くと同時に、
そんな頭の政府発表の数字は鵜呑みには出来ないと思ったほうがいいですね。

いずれにしても、タバコは一番いけませんが。。。

オレ鮎さんからの情報では、
チェルノブイリ以後、ドイツで被曝に気をつけて食事・子育てをした親の子と、野放図に育てた子とで、その体内から発する放射線量(内部被曝量)は何百倍も差が出たそうです。

ですので、子を持つ親の皆さんは、気をつけるに越したことはないでしょう。とくに子供は放射線感受性が高いので要注意です。

どこかのテレビで、有名な放射線技師が 「ある程度の放射線は健康に良い」 と言ってますが、
それは、大人の男性であって、しかも内部被曝が無い場合に限るのでしょう。
子供に当てはめてはいけないような気がします。

安易に鵜呑みにしない方がいいでしょう。

  

Posted by 鮎原人 at 22:11Comments(9)大震災

2011年04月20日

ひとが良すぎる日本人

震災復興の為の増税??

なぜそうやって経済の足を引っ張ることばかりするの?

ただでさえ日本は経済的に打撃を受け、

輸出でも観光でも風評被害で(風評ではない部分もあるが)大変なことになっている。

増税に頼ったのでは、長期的に被災地を支えなければならない日本全体が疲弊しきってしまう。

本当に被災地をし復興させたいのなら、日本経済全体の体力が無いと駄目だ。



大体税金と言うものは、生きる上で必要な富は保証した上で、

公共の目的のために効率よく余剰富の再配分を行うための方便だと思うが、

それは経済が健全な時に通用するもの。


これ以上増税しては、瀕死の日本経済の息の根を止めてしまう。

復興債や政府紙幣などやり方は他にあるはずだ。

名目所得を減らす施策では、絶対駄目だ!!


被災地の悲惨な状況を目にして、

市民は復興税はやむを得ないという意見が多く出ていると言うが(信じてないが)、

その前に政治はやることが山ほどある。

増税賛成の皆さん! ひとが良すぎませんか?

こういう時こそ、既存利権に斬り込んで、大英断を振るえるチャンスだし大義名分があるではないか!

貯金がたくさんあるのに、好んで借金をする人が居る訳がない。

そういう時こそ貯金(利権、埋蔵金、準備金、資産)を取り崩すのだ。

なぜ国民いじめの安易な増税ばかり考えるのか??



政治家の脳細胞の血管が詰まっているとしか思えない!!
  

Posted by 鮎原人 at 20:16Comments(13)大震災

2011年04月19日

変わってきた

マスコミの論調が変わってきた

実際には当初からあった

隠されてきた事実を

やっと

当局が出してきた

それに比例する程度だが (だから、まだまだ全くエグリが足りない)。


しかしそれは、もどかしが確かな前進だ

ネットで騒いでも多くのひとの耳にははいらない

既存メディアが取り上げてはじめて広く行き渡ることは否定出来ない。


次の問題は

今後の社会がどうなっていくのかという点

実際に災害に遭われた方々

災害後、現地に入られた方々からすれば

社会が大きく変化する、いかざるを得ないことは

自明の理と感じられるのではないか

では遠く離れた場所にいる国民はどうか?


各人の想像力と時代感覚を研ぎ澄ましておかなければならない

少なくとも、

明治維新、第二次世界大戦に匹敵する

「戦時」 なのだから。


文明の変化となるやもしれない

それは日本人の今後の 「出方」 次第だ。  

Posted by 鮎原人 at 09:03Comments(6)大震災

2011年04月16日

原発擁護派の転向

珍しいこともあるもんです。原発事故同様、ありえない事態が起きるんですね

この人物は「子どもが甲状腺ガンになるだけでしょ。」発言以降、問題外人物として私の意識の外にあっただけに、
同じ側に立つとはw

2分類するとしたら、
1.自分はバカだと自覚できるエリート
2.自分はバカだと自覚できないエリート

2だと思っていたら、1だった模様

自分が間違ってしまって世間をミスリードしてしまったことの大きさに比べたら、
過ちを認め広く世間に周知することの勇気などちっぽけな努力なんだと自覚できたのでしょう。

できれば、これまでも大本営発表のみを信じるのではなく、証拠と批判的考察に基づいて発言して欲しかった。
ただ、いまだに原発を擁護している学者、評論家、政治家、一般人に比べたら、マシ。

中電の原発推進CMに出ていたのは、勝間、森永卓郎・間違ってました大変すみません・・それと誰だったか、忘れた。(北村弁護士、薬丸裕英)

東電も、政府も菅直人も、マスコミも、自分はバカだと自覚できない自称エリート!

さて今後、勝間氏のマスコミ露出度がどのように劇的に減っていくのか ^^;;

政府、マスコミの対応に注目です。


------------

http://real-japan.org/2011/04/15/421/

「原発事故に関する宣伝責任へのお詫びと、東京電力及び国への公開提案の開示」

Posted: 4月 15th, 2011 ˑ Filled under: 政治, 環境, 社会, 経済

今回の福島第一原子力発電所の事故に関し、電力会社(中部電力)のCMに出演したものとして、また、電気事業連合会後援のラジオ番組に出演していたものとして、宣伝責任ある人間として、まずはみなさまの原子力に対する重大な不安への理解、および配慮が足らなかったことについて、そして、電力会社及び政府のエネルギー政策上のコンプライアンス課題を正しく認識できていなかったことについて、心からお詫びを申し上げます。

真っ先に反省をさせていただきたいことは、みなさんにご不安、ご心配をおかけしている事に対するお詫びです。私が、事故後のコメントにおいて、過去のデータや科学的根拠ばかりを強調したあまり、多くの方々が感じている将来への不安や精神的なダメージやに対する配慮を欠くコメントをしてしまったこと、また、不愉快と思われる発言を行ったことについて、重ねて深くお詫び申し上げます。

これまで、単なる事実としてのデータの積み上げだけではなく、その事故を受けたときに健康被害が出る可能性や、風評被害が出る可能性、あるいは精神的なショック全体における心理的なダメージを十分に推し量ることができなかったと感じ、反省をしております。人によって感受性の違いがある、なしではなく、「そう感じている人が多く、不安になっている」という事実こそが、過去データよりも重要であり、その点を十分に理解できておりませんでした。

今後の発言においては、心理面、及び将来リスクの点を十分に理解の上、コメントを行っていく所存です。

また、もう一つの強い反省は、政府及び電力会社が組織内に包含するコンプライアンスの課題を理解していなかったことです。

本来コンプライアンスとは、後で言い訳をするために決められたルールに形式的に従うといった悪しき「法令遵守」ではありません。天災と津波という大災害に対し、今回の原発事故のような有事の際には、まず事態を収拾することを最優先し、場合によっては平時のルールを破ってでも事にあたるのが本来のコンプライアンスであるはずです。

ところが、いま批判されているような東京電力による情報開示の遅れ、政府の指揮命令系統の混乱などは、有事であるにも関わらず、平時の「法令遵守」にこだわった結果として発生した人災です。このような、マネジメント上のリスクの顕在化が今回の事故の深刻化長期化を招いていることは否めません。

特に、初動における菅政権の対応には下記のような重大な問題がありました。

・冷却機能喪失に伴う燃料融溶リスクの過小評価と情報開示の遅れ
・燃料融溶に伴う水素爆発リスクの過小評価
・現場の混乱を助長した菅首相の現地視察
・SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)など気象データ開示の遅れ
・放射線量と健康への影響に関する不適切な情報開示

上記のことは、国会質問およびマスコミ等の追求により明らかになってきましたが、本来は政府が主導で情報開示をすべきことだったでしょう。

私は、原子力政策がコンプライアンス面において高いリスクを持っていたことについて、過小評価していたことを認め、認識の甘さを痛感しております。

これまで中部電力及び電気事業連合会の仕事を行ってきたことの責任を勘案し、私自身も当事者の一人として本件についてお詫びするとともに、東京電力及び業界全体の改善に向けた申し入れを積極的に行っていくことを約束します。

そして、私は今後の電力業界のあり方および政府の電力行政について、「私案」として、以下のような「公開提案」を行います。これはあくまで現時点での私の提言ですが、とり急ぎこの場を借りて開示させていただきます。

電力業界のあり方および政府の電力行政に対する公開提案 (勝間和代)

1.今回の事故の対応として(是正処置)
・東京電力役員総辞職
・福島第1原発の国家管理
・東京電力の分割(被害者補償会社と事業会社)
・全原子力発電所の徹底した調査(非常用発電機)
・電力会社にいる天下り官僚の総辞職
・原子力保安院の解体
・原子力安全委員の総辞職

2.リスクを軽減する恒常的な枠組みとして(予防措置)
・電力自由化の推進(発電、送電分離により、組織論理の独走を防ぐ)
・電気事業法改正(発電規制の緩和、売電自由化、分散化)
・全原子力発電所の冷却装置の改良(電力に頼らない冷却システム)
・軽水炉の新規建設の永久凍結。(その代わり、ガス冷却方式のウラン型原子炉やトリウム融溶塩炉のようなそもそも放射性廃棄物があまり出ないタイプの新しい技術については安全性を充分に検証した上で導入する。)

3.改められた仕組みの有効性(監査と監視)
・国際機関による定期的な査察
・保安院に代えて、リスクマネジメントに関する、総合的な意見聴取の場を国が新たに設け、メンバーには分野を問わず幅広い人材を登用する。(原子力発電に否定的立場を取る専門家でも、数字やデータで議論出来る人は積極的に登用する。この会の提言は強制力を単なる勧告ではなく、強制力を持った命令とする。)
・定期的なストレステストの実施。(当面は原子力安全委員会に専門機関を設ける形で対応し、将来的には国際機関など第三者によるテストが望ましい。)

上記はあくまで、私の草案ですが、これらの課題について、一部の専門家だけではなく、多くの専門家やユーザーが参加、情報をできる限りデータベースの形式で公開し、聖域なしに議論に参加できる環境を整えることが最優先と考えます。

これまで、電力会社は実質的な地域独占という仕組みが故に、過度な責任を持つことになり、結果として「安全神話」に囚われ、かつ、その担い手としてのリスクを背負い続けました。ところが、今回の事故も含め、これだけの大きな社会的使命とリスクをもった事業をひとつの閉じた系の中で完結させることは、むしろリスクを管理不可能にし、かつ、見えていないリスクについては「なかったもの」と排除させることになるでしょう。

今回は原子力×津波という形で新しいリスクが顕在化しましたが、どの発電方法においても、さらに、どのようなきっかけにおいても、これまで見えていないリスクは無限にあるはずです。だからこそ、リスクをないものとして扱うのではなく、リスクは必ず一定確率で存在するのだから、いかにそれを事故以前、事故の時、そして事故以後に最小化するのかという仕組みの構築こそが、コンプライアンスのあり方だと考えます。

繰り返しになりますが、私自身もその「閉じられた系」の中でしかリスクが見えていなかったことを大きく反省しており、その対応として真摯に今回の公開提案を開示すると共に、その実現に向けた最大限の努力を行っていきたいと思います。本当に申し訳ありませんでした。

投稿者:勝間 和代

------------  

Posted by 鮎原人 at 07:57Comments(9)大震災

2011年04月13日

原発が無くても全く問題ない

京大の小出先生のインタビュー



http://www.ustream.tv/recorded/13897618

すこし長いですが、最後の方にも大事なことが。

必ず見る価値があります。

原発がなぜいけなくて、なぜ不要なのかがよくわかります。

3/13の中日新聞に特報として掲載されました。

氏の言いたいことの何十分の一ですが、中部地方のブロック紙に載ったことに意義があります。
全国紙ではどうなのでしょうか?
  
タグ :原発不要


Posted by 鮎原人 at 20:18Comments(8)大震災

2011年04月13日

事故直後フランスから

原発事故直後

フランスの社会奉仕団体から

名古屋の友好団体に

「東北に送ってくれ」 と

核シェルターが送られてきた。


我々は当初、おおげさな対応だと笑っていたが

今になって考えると

彼らの過剰反応だったと切り捨てられない。


なぜなら

今回の レベル7 放出は事故直後ほど危険性が高く

今となっては後の祭り

すでに 「最も避ける時期」 は過ぎてしまっているからだ。


日本政府の、安全デマと

フランス人の危機意識

どちらが

命を大切にしている行動か

熟考するまでもないと思うのだが。


原発に依存する国の国民というのは、

個々の国民がフランス並に行動できる国民なのではないか?

彼らは核シェルターを常備しているのだ。


日本の場合、危機管理も国に丸投げ・依存してしまっている。

その無責任さを改めて痛感している。

個々人の意識が改めて問われている。

日々、チェックの目を光らせなければいけない。  


Posted by 鮎原人 at 14:53Comments(0)大震災

2011年04月12日

某作家とのチャットドキュメント

震災翌日、
海外に居たMとの、前夜からほぼ徹夜のチャットが続いていた。。。

---

[2011/03/12 9:43:05] 作家M: UstreamでNHKの中継を見ている。
[2011/03/12 9:43:13] 作家M: 地獄だな。
[2011/03/12 9:45:25] 作家M: この光景が夢じゃないのが恐ろしい。神はいないのか。
[2011/03/12 9:47:50] 鮎原人: こっちもNHKにした。想像を絶する。言葉がない。
[2011/03/12 9:49:34] 作家M: これは、宇宙から原爆が落ちたと思って諦めるしかない。誰も悪くない。腹をたてるわけにもいかない。どうしようもない。怒りのもって行き場がない。
[2011/03/12 9:50:16] 作家M: 屋上に600人取り残されていた小学生はどうなったの? アリーナに非難していた800人は?周囲に火の手が迫っていると昨日報道されていた
[2011/03/12 9:52:05] 鮎原人: 小学生は自衛隊か警察のヘリが全員助けた。アリーナの方は知らない
[2011/03/12 9:52:25] 鮎原人: しかし、どうやって復興するんだ。
[2011/03/12 9:52:41] 鮎原人: 昔ならその土地は放棄→移住だ
[2011/03/12 9:53:11] 作家M: 土地そのものが水没したから、打つ手がない
[2011/03/12 9:53:26] 作家M: モルジブのように水の上の都市にでもするしかない
[2011/03/12 9:53:49] 作家M: こんなひどい災害は見たことがない。ノアの方舟のレベルだ
[2011/03/12 9:54:29] 鮎原人: 東北地方の海岸を統合的に再開発し、これまでにない大胆な復興をするしかない。終戦直後の名古屋の大胆な都市計画のように。
[2011/03/12 9:56:07] 鮎原人: 今は混乱のときだが、確実に来る未来のために、悲しんでばかりはいられない。
[2011/03/12 9:56:43] 鮎原人: だけど、土木的にみて、処置なしだな。
[2011/03/12 9:57:37] 鮎原人: 国土の海岸線が変わってしまったんだから。これまでにない発想で復興していくしかない。
[2011/03/12 9:58:44] 鮎原人: 埋め戻して元に戻すなんて、荒唐無稽な計画にさえ思える。
[2011/03/12 9:59:56] 鮎原人: だいたい、何メートルも地盤が移動したり沈下した場所に、すく道路や建物が建てられるわけがないからな。
[2011/03/12 10:02:06] 作家M: そう思う。あそこはもう海になったと思うしかない。沼だ。
[2011/03/12 10:02:18] 作家M: 見ていて気分が悪くなってきた。
[2011/03/12 10:03:02] 鮎原人: こんな大災害が、俺たちの時代に起きるなんてな。信じられない。


[2011/03/12 10:07:29] 作家M: 今話すことじゃないことは承知の上で話す。
地方都市にたまに行くと、どこも東京とそっくりのように開発してしまって、どこもかしこも平等平等で、地方の良さを地方の人自身が忘れてしまっていると思っていた。
暮れに仙台に行ったんだが、その時の仙台の駅周辺の開発ぶりに腰を抜かした。
社会人1年目の時、仙台担当営業だったのでよく仙台に行ったのだが、田舎のいい雰囲気の駅だった。
それがまるで渋谷のようになっていて、愕然とした。長野駅周辺もそうだ。気が違ったみたいに開発してしまっていた。
無理なくその土地のありかたと共に生きる生活をどうしてしないんだろうと思っていた。被害に遭った人たちは何も悪くない。
しかし「人間」というものの欲が恐ろしいと感じた。

[2011/03/12 10:11:23] 鮎原人: そうなんだ。
だから、未来の東北(未来=都会的という意味ではない、むしろ逆)の地域をデザインして、まったく違う地方を構築すべきだ。
これは悲しい災害だけど、自由に都市をデザインしていいと言われているようなもの。中途半端な復興にしてほしくない。
土地の所有権等問題があるが、世界に類を見ない復興をして日本の実力を再認識させてほしい。
おれは日本が再度上向くためのきっかけになるんじゃないかとさえ思ってる。
災い転じて・・・を狙うわけだ。いまの段階ではとても不謹慎だけど、政治家こそそんなことを考えるのが仕事だ。


[2011/03/12 10:14:30] 作家M: 今の政府はトンチンカンで無理だ。

--

この時点では、福島第一があんなことになっているとは。  

Posted by 鮎原人 at 17:04Comments(6)大震災

2011年04月12日

風評を防ぐには

思うに、風評とは 「根拠が曖昧な噂に大人数で流される行為」 

この問題は2点ある。

1.風評を信じる側の問題
  風の噂を信じやすい体質
  自分で噂の根拠を辿らずに、他人の判断にタダ乗りする体質
  自分の判断力を育てきっていない

2.風評的情報を流す側の問題
  根拠を明示していない
  根拠が捏造
  信頼できそうな発生元を騙る

要するに、その評判を耳にする側に判断力があれば、かなり防げるわけで、

これは日頃の心がけと情報収集力・洞察力が必要。

簡単な方法もある。

風評と思われる情報の真贋判断方法だ。


それは、

その評判の根拠が元情報・出典まで明確に提示されていて、
自分の判断力を使って、その評判を再評価できる状態になっているかどうかだ。

簡単にいえば、正確な根拠(高名な誰々が言ったというレベルでは正確とは言えない。客観的に認定できる事実であるかが問題)を提示して述べている論評なら、論評結果はともかく、風評ではないと判断できる。

逆に、やみくもに精神論や危機感を煽り、根拠を明示しない論調は、「怪しい」 とみて良い。

マスコミやツイッターが流す情報のうち、出典が明確でないものは 「怪しい」 とみるべきだ。

  
タグ :風評


Posted by 鮎原人 at 10:12Comments(13)大震災

2011年04月09日

ビールがアンチ放射線に?!

本当でしょうか?

原発事故前の研究結果だから、

政府のデマでもなさそう。

ビール成分に放射線防護効果を確認
放医研・東京理科大の研究チームがヒトの血液細胞とマウス実験で実証
放射線防護効果は最大34%にも


摂取量は自己責任で。
  
タグ :原発事故


Posted by 鮎原人 at 16:44Comments(4)大震災

2011年04月09日

ずっとウソだった

もう皆さんご存知だと思いますが、

斉藤和義本人の替え歌と公式に認められたのでUPします。

これも「デマ削除」されるのでしょうか?



この国を歩けば、原発が54基
教科書もCMも言ってたよ、安全です。
俺たちを騙して、言い訳は「想定外」
懐かしいあの空、くすぐったい黒い雨。

ずっとウソだったんだぜ
やっぱ、ばれてしまったな
ホント、ウソだったんだぜ
原子力は安全です。

ずっとウソだったんだぜ
ほうれん草食いてえな
ホント、ウソだったんだぜ
気づいてたろ、この事態。
風に舞う放射能はもう止められない
何人が被曝すれば気がついてくれるの?
この国の政府。

この街を離れて、うまい水見つけたかい?
教えてよ!
やっぱいいや…
もうどこも逃げ場はない。

ずっとクソだったんだぜ
東電も、北電も、中電も、九電も
もう夢ばかり見てないけど、

ずっと、クソだったんだぜ
それでも続ける気だ
ホント、クソだったんだぜ
何かがしたいこの気持ち
ずっと、ウソだったんだぜ
ホント、クソだったんだぜ



子供番組のエンディングにしては、深すぎます。


嘘でごまかして
過ごしてしまえば
頼みもしないのに
同じような朝が来る


彼は当時から、見抜いていたんですね。

この曲で育ったポンキッキ世代・・・今、どう感じているんでしょうか?
  
タグ :斉藤和義


Posted by 鮎原人 at 11:20Comments(3)大震災

2011年04月08日

福島第一、再臨界かも...

京大の小出先生の電話インタビューです。

関連動画で過去のインタビューもみられます。


小出助教は、原発の危険性を訴え続けたために、

冷や飯を食わされ続けても意思を曲げなかった、

気骨ある、本当の学者だと思います。


TV地上波、大本営発表を信じるか、

これらのネット情報を信じるのか、

様々な情報が溢れている感がありますが、

何が本当かを識別するのは、

結局は、個人の判断力と想像力です。



事故当初のインタビューはこちら

  


Posted by 鮎原人 at 11:18Comments(5)大震災

2011年04月04日

東電だけの責任か?

一義的には東電に責任があるとしても、

認可したのは国であり、

法的根拠を与えていたのは学者である

もっと言えば、

推進ありきで、それに都合の良い学説・統計を集め、

わかったようなわからないような強弁で、

国民をけむにまいてきた、

官僚・行政にこそ責任がある。

それを後押しした、産業界全体にも。


だが一方を責めるだけでは駄目だ。

安全だと言っている手前、万が一の危険回避手段を講じられなかった、

もしかしたら危ないという想像力は、

反原発運動の激しさの前に、絶対安全という強弁に変化していなかったのか?

自縄自縛

建設的、現実的議論が葬り去られていた感があるのが口惜しい。


きちんと対策しておけば、原発反対/原発推進 そのどちらであったとしても、

今回の最悪の事態は回避できていた可能性が高いからだ。


この大惨事が起きてから尚、

反対派、賛成派 そのいずれも、持論を曲げようとしていないことが、奇異に思える。

そして、話し合いの消えた社会には、

殺伐とした未来が待っている。
  

Posted by 鮎原人 at 18:21Comments(10)大震災

2011年04月03日

子供たちはどう生きる

50年、100年かかる。

世紀単位の激動ならば

最早、文明、文化の変化である。

この思いは、震災直後の映像を見た時も転換点に居るといった3/18の記事をかいたときも、今も変わらない

長期的には、国際社会の中で日本がどういう悪い状況になるのか、

そうとうの覚悟をして立ち向かわないと、大間違いになるこの状況

最早前のような日本に戻ることはない。

いや単純に、戻ってはダメなのだ。


異なった新たな社会哲学のもとに、

社会の再構築が行われなければ。

科学技術のみの立国は不可能、

その技術を運用する人間(=国民)側の精神性が最大の問題

ブラック・スワンの例を見ればわかるように、

白鳥は「白」である、と誰も疑わなかった時に、

ひとたび「黒」い白鳥は実在すると発見されるや否や、

「それは有りうる」 という後講釈の学者たち。

結果を見せられれば誰でも納得せざると得ない。

原発事故の結果(ブラックスワン:そんな上等な評価はできないが)を見せつけられれれば、

その拡大する悪影響を見れば、

なぜあの時、あの誤断、あの妥協、あの怠慢 がなければと

誰でも思える筈だ。



だとしたら、今現在も同様だ。

「あの時」は、「今」でもある。

今の一つ一つの積み重ねの延長が未来だ。

今その新たな覚悟ができているのか?

後悔するなら、今、何をしている?

真の危機感を抱いて、物事に向い合っているのか?

本当に反省できているのか?


できてないなら、同じ間違いは繰り返される。

そしてその被害は、失敗者だけでなく、すべての国民に。

直接、間接、人的、精神的、物的、経済的に。



50年、100年かかるだろう。

何が?

復興だけでなく、

善に支えられた人間同士の絆、

絆に基づく正しい社会づくり


大人は範を示さないといけない

子供は、これから生まれてくる子供は皆

そういう運命を背負っていく


今の大人が、

未来の大人のために

元通りにして渡せるような

すでに、そういう社会では無くなっている。


その、認識は、

いつ共有できるのだろう?

そういった、「ブラックスワン」を

誰が唱え始めるのだろう?



長期の社会の負債を背負うのは、

いつも次の時代の人々である。


その子供人口が少ない、減少している。

だから、将来の復興を託せるパワーも減っている。


この国の問題は、ここにも横たわっている。


一体、どんな国にしたいんだ、我々は!



3.11  だけど私は今でも希望を持ち続けたい。  

Posted by 鮎原人 at 09:19Comments(0)大震災

2011年04月02日

プルトニウムは死の国の魔神

プルートー(ラテン語:Plūtō)は、ローマ神話における冥界を司る神。ギリシア神話のハーデースがローマ神話に取り入れられたものである。日本語では長母音記号を省略し、プルト、プルート、プルトーなどともいう。
この名はギリシア語のプルートーン(Πλούτων, Plūtōn)、「富める者」の意)が転訛したもので、ハーデースの呼称の一つだった。これをラテン語に訳したディース・パテル(ディス・パテル、Dis Pater)という名でも知られる。

死の国の魔神オルクスや慰霊の神フェブルウスと同一視される。現代西洋占星術では冥王星の守護神とされる。
ダンテの『神曲』「地獄篇」にも登場する。
核兵器や原子力発電所で利用されているプルトニウム(Plutonium)の語源は、先に発見された放射性元素であるウランとネプツニウムがそれぞれ天王星、海王星に因んで命名されたのを継承して、冥王星に因んで命名された物であり、直接プルートーには関係していない。

関係していない・・・と、Wikipediaは言うが、、、大いに関係あり。 大体が悪役の名だ。

冥府の王とは、、、今思えば、、、何と暗示的な名称だろうか!  

Posted by 鮎原人 at 12:00Comments(0)大震災

2011年04月01日

大前研一語録

「自分の家の裏に原子炉を作るつもりで考える」

MIT(マサチューセッツ工科大)の原子力工学部の名物教授で、
マンハッタン計画にも参画していたトムプソン教授の言葉を思い出す。
彼はわれわれ大学院生に原子炉の安全性に関しての講義のなかで、

「一番基本的なことは開発技術者としての知識を云々するよりも、
当該原子炉を自分の家の裏に作る、とうい前提で物事を考えること」

と教えてくれた。

~『大前の頭脳』~ より



原発事故発生後の今となっては、

上記警句だけでは足りない。

「原発運営者、原発施工者、管理監督当局、議員、行政、受益者・消費者も、
当該原子炉を自分の家の裏に作る、とうい前提で物事を考えること」

だと思います。

  

Posted by 鮎原人 at 13:00Comments(0)大震災

2011年04月01日

現場はいつも・・・

南信州新聞 4/1のコラム「日言」 より 引用

・・・
原発現場では同社員とか下請け関係者はじめ自衛隊や消防隊が、高レベルの放射線が充満するなか、これ以上大事にならないようにと懸命な作業を続け、頭がさがる思いだ。・・・
ここで連想されるのは50年前、「三六災害で天竜川が氾濫したのは、下流の泰阜ダムの影響だ」(鮎原人注:下流の電源用ダムの影響で、土砂が堆積して年々河床があがり、大雨で飯田市流域を襲った大洪水災害)と、被災者が講義のため中電飯田支社に大挙おしかけたことだ。皆、泥濡れになって事務所の一部を占拠した。支社長との面談を申し込むと出張中と拒んだ。次長に取り次ぐと、権限がないと逃げ、一課長に押し付けた。この課長は平社員で何の権限もなくひたすら頭を下げた。居合わせた一般社員は、地元出身ということもあり親切な対応だった。どちらも発電が基であり共通している。経営者と社員の意識乖離は半世紀経っても相変わらずだ。・・・

体面、企業秘密、事なかれ主義に走る東電本社、
現場で封じ込めに命をかける所長以下現場作業者、協力会社、自衛隊、消防隊、等、

半世紀経っても相変わらずだ。

現場責任者=部隊長=具体的指示ができる人材。
本社経営者=エリート=お勉強だけは出来たが、危機では呆然とし、保身に走るだけ。  

Posted by 鮎原人 at 11:36Comments(0)大震災

2011年04月01日

2011年03月31日

それでは!

3月11日から、二十日間にわたり、

言いたいことを言わせて頂きました。

皆様に訴えたいことは、

結構表現できたと思います。

ご意見いただいた方々に大変感謝いたします。



ここからは、

被災地復興の為の厳しく長い道のりが続きます。

どうか、被災された皆様、希望を捨てずに、

また、支援される皆様、元気よく生きて、力を被災地に向けてください。

遊ぶのも、楽しむのも結構。

いままで通りの経済活動とマインドを、いや、今まで以上に元気に。

だけど、どこかで誰かが苦しんでいるんだという、

想像力を常に働かせていてください。


鮎ランキングからは再び消えます。

ですが、鮎原人は消えません。 いつでも 「ここ」 に居ます。

普通に、鮎の話題でランキングに復帰する日を夢見て。


それでは!


  
タグ :震災原発


Posted by 鮎原人 at 11:57Comments(11)大震災

2011年03月30日

アイドルに負けた~

こんな娘が居るとは知りませんでしたが、

http://ameblo.jp/cocoro2008/entry-10839026826.html

批難覚悟で・・・・という記事がUP

内容読み終わって、鮎原人より理路整然!!

でもこりゃ、ゴーストライターだなと確信。

こんな14歳がいたら、日本の将来はバラ色です。



ま、誰が書こうが、内容はOKですけどね。

好意的に解釈すれば、本人が言ったある一言を100倍にして書き加えたんだろうと。

その位は見抜いてほしいなぁ、原発反対派の皆さん。

でないと、躍らされて、後で赤っ恥。


ともかく、

他にも、TVで、視聴者からの投稿やFAXの形を借りて(先週のたかじんの番組でも)、

明らかに幼少者が言えないようなことを、

幼少者の投稿として捏造して番組作りしているTV局。

今は、怒る気にもなれませんけどね。。。

今更。。。 TVは、東電を批判する資格無し!


もっとも、以前からそんな資格を持ってたとは思えないし、

与えていた記憶もないんですけどね。


遼くん、決断  


Posted by 鮎原人 at 14:45Comments(11)大震災

2011年03月30日

今知りたいこと

菅直人は、未だに 「命を賭けて」 いるのか?


学生運動で、指導者ズラして、第二列以降の最後部に隠れて、機動隊に向かって演説ぶっていたときも、

...命は賭けてなかったよなぁ

鼎の軽重を問われるって言葉あるけど、

元々が、鼎じゃないし、無理も無いか。。。


次の、「週菅メッセージ」 は、、なんだろう?  

Posted by 鮎原人 at 10:53Comments(0)大震災

2011年03月30日

炉心まで42.3km

鮎原人の古くからの読者でいらっしゃる
いわき市の荒瀬師 tamaさんから、
コメントを頂きました。

遠く離れてネットから理屈をこねるのではなく、
被災地と避難区域周辺の生の様子がすこしても伝わればと思い、
アップさせて頂きます。

以下、全文引用です-------------------------------------------------------

いわき市より現場のtamaがお伝えいたします

安定ヨウ素配布に市民は
本当の原発情報が出ているのか疑わしい中で万が一の放射能放出に危機感を持っている市民は安定ヨウソの配布を当然と受け止めています。

多数ある自治会に対象者名簿を配り飲用時期や飲用方法を徹底させる文章を添付また個々に説明をし誤飲用防止には注意をいたしました。
避難者や不在者が多くいる中での配布は自治会にも多くの労力の動員が有りました。
配る方はほとんど飲用対象年齢を超えているかたがたでしたが将来の社会の中心になる若者のためにと駆け回っていました。

配布時期が自治体の危機意識の程度を示す指標だとおっしゃる方もいらっしゃいますが配布を決断した我がいわき市長を責める言葉は被災の現場では聞くことはありません。

今これを書き込んでいるPCからF1原発1号機の炉心まで42.3kmと微妙な距離ですがここまで避難勧告が出ないことを祈るばかりです。
ただし発表される情報がすべて正しいとは思っていないのでこれから先も混乱は予想されます。

降り注ぐ見えぬ恐怖におびえるよりガソリンがないと言って行列をしている被災現場の我々は距離をおいて見ている方々にはかなりノーテンキに見えるんではないでしょうか。
故郷を離れたくない思いと故郷を離れなければならないかもと非常持ち出しを用意して葛藤しジレンマに耐え情報に聞き耳を立てその情報の信憑性にさえおびえています。

こんな市民の中には
今朝早く近所の方がF1原発のタービン建屋の作業に行くと車に乗り込んでいました。
見送りの奥さんは「頑張って」と言葉をかけていましたが・・・・・
まわりにいた私たちはかける言葉がなく涙があふれるばかりでした。
ドラマでしか見たことが無いような場面が現実に起きているのです。
F1の作業に行く方に比べたら私はまだまだ距離があるようです。

------------------------------------------------------------------


にほんブログ村 釣りブログ 鮎釣りへ   ・・・・・    
タグ :原発ヨウ素


Posted by 鮎原人 at 09:21Comments(5)大震災

2011年03月29日

政治は何をやっている?

日々刻々とかわる状況

見ていると、現場の状況に左右されてばかりのようにも思える。

現場の状況に対処するのはいい。

でも大所高所からの戦略が全く見えない。

新しい〇〇本部は作るが、

災害時のマニュアルや相当の組織は、

阪神淡路震災の経験を生かしたものが存在した筈だ。

いまこそ、そのマニュアルと、整備された官僚・行政組織を動かすときではないのか?

今の政府のやり方を見ていると、

まるで全てが初めての経験だったように見えるが。

そうじゃないでしょう? 有識者の方々。

私には災害時マニュアルが何も準備がなされてなかったとは思えない。




民主党政府が知らなかった、軽視したんじゃないですか?

それと、国家の非常事態なんだから、非常事態法を通して、

社会が混乱しないように統治できないのでしょうか。



あとは、政治家の言葉。

特に総理。

将来ビジョンが何も感じられません。

こういうときこそ、政治家の言葉が大事ではないでしょうか?

望んでも、無理なんでしょうか?

いつかは前を向いてしっかり歩み始めなきゃなりません。

そのためにも、いち早く・衆知を集めて、

将来への明確な洞察に基づいて、

旗を振るのがリーダーの仕事なんではないでしょうか?

多少間違ってもいいんです。

こういう時ですから。

それよりも、強い力で、国を引っ張っていく言葉が聞きたい。

今はそんな気持ちです。



あなたは今、総理なんですから。

にほんブログ村 釣りブログ 鮎釣りへ   望みを持て! 日本    

Posted by 鮎原人 at 20:38Comments(0)大震災

2011年03月29日

安定ヨウ素剤

いわき市については、

3/18日のtamaさん@いわき市のコメントにもあるように、

安定ヨウ素剤の配布に係る市長メッセージ

だった。

他の地域ではどうだったのか?

勝間和代は、3/26の朝までテレビで、「放射性ヨウ素と言っても、幼児が甲状腺癌になる程度で、大したことない」
と暴言を吐いた訳だが(前後の文脈を録画で確認した結果、やはり許しがたい。世のカツマーさん、どうよ?)、

政府も、「即座に危険という訳ではない」 との繰り返しだった。

そりゃ、即座にガンになる人はおらんからね。

放射性ヨウ素131の場合は、半減期(無くなるのではない)が8日で、
原発から内部圧力がベント(放出)されたのが13日、
だったらその時に安定ヨウ素剤を予め配っておくべきだった。
間に合わなかったのか? 不作為なのか?

更に今後、内閣官房はベントの可能性に言及している。
今度は安定ヨウ素剤を事前に配るのかどうか?

政府の危機管理能力は?
圏内であろうが無かろうが、配れば済むことではないか?
鮎原人の暴言だったようです。

自治体任せじゃ、駄目だ!


にほんブログ村 釣りブログ 鮎釣りへ   望みを持て! 日本  
  


Posted by 鮎原人 at 15:23Comments(6)大震災

2011年03月28日

詮なきことか

詮なきこと=今更言ってもしょうがないこと

だけど、まだ望みは捨てられない!

巨大システムの危機

特に、日本におけるシステム危機の項をご参照あれ。

こんな記事も

  
タグ :原発震災


Posted by 鮎原人 at 22:27Comments(0)大震災

2011年03月28日

河野太郎議員のブログが消された!

注)鮎原人のブログも削除されるかもしれません。いまのうちに保存下さい 

その後、「サーバが落ちた模様」 との本人からのツイートがw
復旧するなら、杞憂で終わるが。


-> 復旧した模様w

---

昨日から河野太郎氏のtwitterをフォローしているので、

丁度氏のブログを閲覧していたところ、

突然リンク消失!?

原発政策の内部告発文書を読んでいる最中だった。

何が起こったのかしらべてみると、

どうやら、前からウィキリークス上で、

「日本の河野太郎議員が原子力政策を批判している」

という情報が広まり、

海外メディアから取材が殺到していた模様。

最新の記事は、

「原子力政策の分かれ道」  http://bit.ly/hpezBb  (<-- リンクは消滅し、キャッシュでのみ確認可能)

目の前で削除された 消えたので本当に驚いた。



リアルタイムに閲覧中だったので、

復元を試みた。

まず、ブログメイン









そして、最新記事 「原子力政策の分かれ道」 を閲覧中に削除されたのだ!

黒い力が働いたのか? はたまた?


しかし丁度閲覧中のPDF、読んだ記憶では2005年当時、経産省の有志が作成した告発文書は

ブラウザの履歴から復旧できた。

では、その衝撃の全文を公開しよう。

------------------------



























どうでしょう、みなさん。

これを信じるなら、

原発は巨大な利権の上に構築されていることが明白。

しかも暴露が、経産省内部からのものとは。

最後のページにある、

佐藤栄佐久前知事だが、

収賄で立件されたが、無実と思われる。 陥れられたのだ。

当時の検察は、あの前田検事、

そう、村木氏の冤罪、小沢氏の冤罪(おそらく無罪)の担当者なのだ。

黒い力は、確かにある!

---

それはともかく、この文書の内容だ。

原子力を推進すれば、将来に亘り、国民は多大な負債を背負うことになる。

それでも、今の便利さ、産業構造を維持するのか。

火力では駄目か、他の方法は?

すべての情報を公開して、真剣に社会全体で議論しなければならない。

傍証として、こんな記事も。
福島原発 「東電の罪」と「原子力ロビー」(仏ル・モンド紙報道)


にほんブログ村 釣りブログ 鮎釣りへ   みんなの力で、東日本大震災の復興支援をしよう!  
  


Posted by 鮎原人 at 12:21Comments(0)大震災

2011年03月28日

NHK やっと好感度up

3/27の19時のNHK全国ニュース

福島2号機の1000万倍10万倍の訂正発表(通常の圧力容器内に比して)の放射線

3号機でβ熱傷の疑いで病院搬送された時の更に1000倍10倍!

さすがに解説者も 「危険です!」

やっと好感度UP、でもCNNやBBCに比べたら、まだ全然足らない!



本日の東京電力原発関連記者会見

生で見ていたが(ニコニコ動画:登録すれば過去映像も見られます。鮎原人の書き込みも多数w)、

今日の各記者の突っ込みは、珍しいくらい、的を射ていた。特にNHK。

やっと目覚めたか?

驚愕だったのが、

プルトニウム検出のくだり。

「検出されてないものは、漏れてないと考えていいのですか?」 というある記者の質問。

キター! と思った。

東電の説明 

「ガンマ線しか調べてません。」
「プルトニウムは、定量的に計測する機械がありません。」
「今、計測できるように進めています」
「いえ、まだ業者に依頼はしてません」

計測していないから=無い なんという理屈。

いいんですよ、放出されてなければ結果的には。

だけど、計測もしないで、安全、安全って、安全デマを流して欲しくないですね!



さすがに、本日のNHKでも、

情報公開が必要! って力説。

遅すぎるが、やっとここまで来たか。。。。



関東の皆さん、

過去、東電管轄の原発すべてが一斉に止まったことがありました。

そのときでさえ、関東は停電しませんでした。

なのに今回は何なのでしょう? 多少火力はやられましたけどね。

電気止まると不便でしょ => だから危険でも原発が必要でしょ? って脅し??

ホントに電力は不足しているのでしょうか?



私が言いたいのは、反対のための反対、推進のための推進ではなく、

広く、平たく、論議しましょうってこと。

危険なら何が危険なのか。

安全だと啖呵を切った手前、危険性を前提に議論ができない空気?

子供の約束じゃないんだから(子供には悪いが)、

そんな過去のことはいいから、ちゃんと議論しましょうよ! ってこと。

それが出来ないのは、利権があるから?

事故は自分たちの世代で起きなければいいの?



じゃ、代わりにどういう社会を構築していけばいいの?

選択肢をいくつも提案し、根底から考え直さないと駄目。

科学万能主義も駄目。所詮人間の考えたこと。

それと、細かく専門化した領域を、

俯瞰的に統合する目線が無いのが問題。

古代ギリシャでは、

政治も、哲学も、数学も、医学も、地理学も、芸術も、文学も、

ぜ~んぶ一人でまかなっていた人が、多く居た。

今は専門的になったから無理?

無理じゃない!

そこを諦めたら、今回のように全体を見られない為にここの問題に足をすくわれる事態になる。

要するに、部分最適=全体不適。

ここ数日流れている表現を借りれば、合成の誤謬

それぞれの専門化、利権の代表が、勝手に意見を言うだけで、

要するに国としてどうすべきかのビジョンが全くなくこれまで来た。

そういう志をもった人が、表舞台がら抹殺しつづけられた。

不都合な真実の為に。



危機管理でも同様。

様々な対策室が雨後の竹の子のようにできている様だが、駄目。

一本化して、役人組織を今こそ活用すべき。




ではこれから市民はどうしたらいいのか?

その話は、

おいおい・・・


にほんブログ村 釣りブログ 鮎釣りへ   みんなの力で、東日本大震災の復興支援をしよう!    
タグ :原発


Posted by 鮎原人 at 00:32Comments(2)大震災

2011年03月27日

コスモクリーナーはあった!

原発周辺の土壌は、確実に放射能汚染している。

調査を待たずとも明らか。

では、今後どうするのか?


放射能を食べる菌を発見

問題はチェルノブイリ原発の壁に、それを取りに行くヤマトが誰になるか。

菅直人しか居ない? やっぱ彼では無理?

でも、この細菌、自分が太るだけで、放射能は減らせないんだよなぁ (x_x)

だめジャン。

じゃ、

これならどうだ!

こいつらに食べさせて、濃縮して回収。

こういう解説もある。

こんな豆も

にほんブログ村 釣りブログ 鮎釣りへ   みんなの力で、東日本大震災の復興支援をしよう!    
タグ :放射能汚染


Posted by 鮎原人 at 22:38Comments(0)大震災